最近のブラジル経済の状況についてまとめてみました。

今回は最近のブラジル経済についてまとめてみました。

株価は緩やかに上昇

ボベスパ指数(ブラジルの株価)

中央銀行が景気を下支え

ブラジルの中央銀行が景気を下支えする姿勢を鮮明にし始めています。

1月11日の通貨政策委員会では多くのエコノミストの予想に反し、政策金利を0.75%引下げて13%としました

ブラジルの課題だったインフレが落ち着いてきたことと同時に、ブラジルの経済活動がいっこうに上向かない現状を受け、金利引下げに動きました。

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課題だったインフレの落ち着き

代表的な消費者物価指数は、2016年12月に前年同月比で6.29%上昇しました。

一年前の2015年12月の上昇率は10.67%と2桁だったことを考えると、インフレが落ち着いてきたことが分かります。

中央銀行が目標とする上限6.5%を下回るのは、2014年12月以来のことです。

インフレの落ち着きを受けて、ブラジル中央銀行は3会合連続で金利の引下げを行っています。

商品価格の上昇

石油や鉄鉱石など国際商品の価格上昇もあって、足元ではレアル相場は持ち直しています。

レアル相場(ブラジルの通貨)

実体経済はまだまだ弱い

2016年10月のブラジル経済活動指数は前年同月比5.28%の低下となっています。

工場閉鎖や人員削減は続いており、9~11月の失業率は11.9%と、現行統計の12年以降で最悪の水準にあります。

最大都市サンパウロのパウリスタ大通りでは、店舗閉鎖や空室の案内表示が目立ち、路上生活者も増えています。

追加利下げの可能性大

金融市場では、ブラジル中央銀行の次回会合(2月)でも0.75%の追加利下げを見込んでいます。

実質経済成長率は3年ぶりのプラス成長の見込みだが、、

ブラジルのテメル政権は経済再生を重視する姿勢を維持しており、改革意欲も強いです。

ただ、世界銀行は1月10日、2017年のブラジルの実質経済成長率を従来予想の0.7%から0.5%へ変更しています。

3年ぶりのプラス成長の見込みではありますが、金利引下げなどの緩和政策が経済成長につながるかどうか、まだ分からないといった様子です。


以上、最近のブラジル経済についてまとめてみました。

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