FOMCで資産圧縮プログラムを発表。 米ドル高の要因になると思います。

FOMCで資産圧縮プログラムを発表

6月14日~15日に米国でFOMCがあり、政策金利は市場の予想通り0.25%引き上げられました。

予想外だったのは、FRB(米国の中央銀行)が保有している債券などの資産を今年から少しずつ縮小していくと報じられたことです。

FRBが保有している資産圧縮の話は以前からあったのですが、急に「資産を減らす」と発表してしまうと、市場の混乱が避けられません。

以前、前FRB長官のバーナンキさんが米国の金融緩和を縮小するとだけ報じた際、市場が大混乱しました。具体的な縮小方法などを説明しなかったことが原因だと言われています。

そのため、今回は市場を刺激しないよう具体的に資産圧縮の方法を説明しました。

分かりやすく説明するとこんな感じです。

「FRBが保有している債券が償還したら今までは新たな債券に再投資していたが、次回から再投資はしないよ。時間はかかるけど、保有している債券が償還していくと自然にFRBの保有している資産の量は減っていくよね。あと、全ての資産を減らすわけじゃなくて、数年かけて今の資産の半分くらいになればよいと思っているよ。この方法を取り入れるのは今年からかな。」

といった具合です。

FRBの保有債券ごとの償還タイミングや金額などから計算すると、だいたい2~3年でFRBが目標にしている資産量になる計算になります。

前回のバーナンキさんの時よりも具体的に資産圧縮プログラムを説明しています。

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NYダウは最高値更新

NYダウは最高値を更新しています。

NYダウの最高値更新が示すように、今回のFOMCの資産圧縮プログラムの発表はマーケットの混乱には繋がらなかったようです。

(Google Finance:NYダウとナスダックの1ヵ月チャート)

赤線:NYダウ

青線:ナスダック

※ナスダック指数は6月9日から下落していますが、日程的にFOMCの資産圧縮プログラムの影響で下がったわけではなく、単に利益確定で下がっているだけだと思います。


FOMCの資産圧縮で米ドル高に

通常、金利が上がれば債券価格は下がり、金利が下がれば債券価格は上がると言われています。

FRBが保有している債券が償還を迎えても、今までみたいに再投資してくれなければ債券の価格は下がります。

債券の価格が下がれば金利が上がり、金利が上がればドル高になります。(地政学リスクなど、その他の要因を考えない場合)

米国の金利引き上げ政策は来年以降も続きます。FOMCの資産圧縮が加わると、米国の金利上昇圧力は今まで以上に大きくなります。

そうなると日本と米国の金利差拡大は避けられず、米ドル高・円安が加速するのではないでしょうか。

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私は米国株を買うために米ドルを買っていますが、将来の米ドル高を期待して買っている部分もあります。

為替を予想するのが無駄なことであることは分かっていますが、FOMCの資産圧縮プログラムは米ドル高になる要因の1つであると単純に思ったため、今回ブログに書きました。

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