ショー太のポートフォリオは週間で3%の上昇でした。
イタリアの政局不安やトランプ政権によるEU、カナダなどに対する鉄鋼とアルミニウムへの関税発動というネガティブ要因がありましたが、相場への影響は限定的だったようです。
株価は米国の好調な経済指標の方を素直に好感して上昇しました。
米国の5月雇用統計は非農業部門雇用者数が+22.3万人と市場予想の+18.8万人や前回修正値+15.9万人を上回り、失業率は前回の3.9%から3.8%へ低下。
また、5月のISM製造業PMI(購買担当者景気指数)は58.7と前回の57.3や市場予想の58.1を上回る強い結果となり、景気の先行きに対する楽観的な見方が広がりました。
さて、6月は注目イベントが目白押しです。
個人的にはサッカーワールドカップが最も楽しみなイベントですが、マーケット的にはFOMC(米国の金融政策を決定する会合)や米朝首脳会談(実現すれば)が注目されています。
特にFOMCは警戒している人も多いのではないでしょうか。
米国利上げの見通しによっては波乱があるかもしれないからです。
一般に、米国の長短金利差(10年債利回り-2年債利回り)がマイナスになると景気が後退すると言われています。
(J.P.Morgan:Guide to the Marketsより)
2018年6月1日時点で米国の10年債利回りは2.90%、2年債利回りは2.47%と、その差はわずか0.43%です。
6月のFOMCでは金利の引き上げはほぼ確実視されており、6月以降あと1回の利上げで長短金利差がマイナスになってしまう可能性があります。(10年債利回りが上がらなかった場合)
短期的にマーケットは過剰に反応することもめずらしくないため、FOMCでの利上げ見通しによっては波乱があるかもしれませんね。
ショー太のポートフォリオは今のところは比較的良いパフォーマンスで推移していますが、下げる時は一瞬なので、調子に乗らず慎重に見ていきたいと思います。
ポチっと押して頂けるととっても嬉しいです。
【ショー太のポートフォリオ】
- フェイスブック(FB)5%
- アルファベット(GOOGL)5%
- アリババ(BABA)7%
- セールスフォース(CRM)11%
- インテュイティブ(ISRG)9%
- アライン・テクノロジー(ALGN)10%
- アリスタ・ネットワークス(ANET)20%
- ペイコム(PAYC)15%
- コグネックス(CGNX)3%
- アドビ(ADBE)11%
- イートレード(ETFC)11%
【おまけ】
成長株投資でオススメの本を紹介します。
私が成長株を選ぶ際のポイントは
①新高値は更新したか
②業績が伸び続けているか
③時流に乗っているか
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