ショー太です。
今年に入って順調に回復していた米国株ですが、最近は少し伸び悩んでますね。
S&P500は2800ポイントで頭が抑えられています。
(GMOクリック証券【CFD】:S&P500の日足チャート)
米中通商協議とブレグジットへの楽観見通し、FRBの金融引き締めに対する態度の軟化で最近は株価も順調に上がっていましたが、マーケットはそろそろ新しい材料を欲しがっているようです。
もみ合い相場が長く続いた場合、急に何か大きなニュースが出ると株価も大きく動くため注意が必要です。
というのも、最近はプログラム取引で「リスク・パリティ戦略」を取り入れているヘッジファンドが多くなっているためです。
リスク・パリティ戦略というのは、ポートフォリオ全体に占める各資産(株とか債券とか)のリスク(値動きの振れ幅)の割合が均等になるように調整することで、リスクの取り過ぎを回避する運用方法のことです。
たとえば、Aというヘッジファンドが株と債券それぞれ50%ずつで構成されたポートフォリオを運用しているとします。
何かのきっかけで株価が大きく動くと、Aはポートフォリオ全体のリスクが高まったと判断し、株の一部を売却します。
株の比率を下げる(売る)ことでポートフォリオ全体のリスクを下げるのです。
マーケットが荒れている時はリスク・パリティ戦略を導入している他のヘッジファンドも同じタイミングで株を売るため、全体的に多くの株が売られることになります。
一気に大量の株が売られるので、株価は下がります。
また、最近は「トレンド・フォロー戦略」といって、マーケットでトレンドが発生したら順張りでポジションを取る(下降トレンドだと空売りをする)取引も増えています。
売りが売りを誘う(買いが買いを誘う)ため、株価は一方向へ必要以上に大きく動いてしまうのです。
昨年末の株価急落局面なんかがそうですね。
リスク・パリティとトレンド・フォローの存在感が増す中、ニュース1つでもみ合い相場が急にジェットコースター相場に変わってしまうことはよくあります。
市場が落ち着いている時ほど株価の急変動には注意しましょう。
ポートフォリオの一部をキャッシュにしたり、CFDでVIX指数をちょっと買ったりなどしてリスクヘッジをするのもいいですね。
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