株式市場で新型肺炎の過度な警戒は必要ない!?

資産運用・投資

ショー太です。

中国で発生した新型肺炎の感染拡大による世界経済への悪影響が意識され、市場がナイーブになっています。

2月4日の中国株と米国株はそれぞれ上昇して終わっていますが、またいつ調整するかも分からない状況なので油断はできません。

ただ、今回の新型肺炎の影響によって世界の金融システム(銀行の決済機能など)が直接的なダメージを受けることもなければ、市場の流動性に悪影響が及ぶこともありません。

過度な警戒は必要ないでしょう。

特に重要なのが市場の流動性ですが、中国人民銀行(中国の中央銀行)は2月2日と3日に金融市場に1兆2,000億元を供給すると発表しています。

また、いまは多くの国で金融緩和が実施されており、世界の金融市場には潤沢な資金が存在しています。

新型肺炎で市場の流動性が枯渇(こかつ)することはありません。

リーマンショックを例にするのもどうかとは思いますが、リーマンショックの時は世界の金融システム(銀行の決済機能など)が直接的に大きなダメージを受け、また、市場の流動性は枯渇しました。

株価の大暴落が起きたのはそのためです。

もちろん、新型肺炎の感染拡大が長期化すれば、実体経済への影響も大きくなり、一時的に市場がリスクオフになる可能性もありますが、金融システムと市場の流動性への影響度合いを考えると、新型肺炎はマーケットが崩れるほどの材料ではないと考えます。

新型肺炎のバッドニュースで株価が下げたタイミングは絶好の買い場になるでしょう。

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