ショー太です。
景気回復期待から長期金利が上昇しています。
2月25日の米国10年国債利回りは一時1.61%まで急騰しました。
月末特有の機関投資家のリバランスも重なり、株式市場は荒れましたね。
特にグロース株(成長株)にとって金利の上昇は天敵です。
これまで見過ごされていた割高感が意識されやすいからです。
反面、バリュー株(割安株)には資金が向かいやすいとされています。
景気が回復すれば、これまで売られていた(割安で放置されていた)ものが買い戻されるからです。
年明け以降、グロース株とバリュー株のパフォーマンスに差が出ているのはそのためです。
上のグラフはバンガード社の米国グロース株ETFとバリュー株ETFの昨年末比リターンを比べたものです。
パッと見ただけでもバリュー株優位なのが分かりますね。
私はグロース株中心の投資をしているので今は厳しい時間です。
これまでのグロース株の上昇は、低金利と中央銀行による金融緩和に支えられてきました。
景気が回復すれば金利が上昇し、売られやすくなるのは当然のことです。
避けては通れない道ですね。
今は厳しい時間ですがグロース株もそのうちまた元気を取り戻すでしょう。
焦らず待ちます。
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