分散投資に最適な資産の組み合わせ? リスク許容度に応じた3つの効率的ポートフォリオで分散効果を検証中(~2021/3/19)

投資信託

ショー太です。

 

今回も、安定型・標準型・積極型の3つのモデルポートフォリオで運用した場合にリターンがどうなったのか、分散投資の効果を検証してみたいと思います。

(モデルポートフォリオについては後半で説明しています)

 

2020年末から2021年3月19日までのモデルポートフォリオのリターン推移はこちらです。

モデルポートフォリオ リターン(2020年末比)
安定型 +3.37%
標準型 +5.48%
積極型 +9.66%

 

全てがプラスのリターンとなっています。

 

途中に調整はありましたが、積極型は高値を更新しています。

 

債券比率の高い安定型は、名前の通り最も安定した値動きになっています。

 

ポートフォリオを構成している資産クラスごとのリターン推移はこちらです。

資産クラス(eMAXIS Slim) リターン(2020年末比)
先進国株式 +10.39%
国内株式 +11.51%
新興国株式 +12.08%
先進国債券 +0.26%
国内債券 -0.57%

(資産クラスはeMAXIS Slimの株式と債券ファンドを使用)

 

株式クラスが堅調です。

これまでは新興国株式の独走状態でしたが、先進国株式と国内株式が追い上げてきました。

 

債券はほぼ変化なしですね。

 

しばらくは景気回復期待と金利上昇懸念の綱引き相場が続きそうです。

 

安定型・標準型・積極型の3つのモデルポートフォリオで運用した場合、リターンがどうなるのかを今後も注意深く見ていきたいと思います。

 

 

ここからはモデルポートフォリオについての説明です。

 

以前、

分散投資のキホン理論「現代ポートフォリオ理論」とは

ショー太おすすめの効率的ポートフォリオ

という記事を書きました。

 

そこで紹介した3種類の効率的ポートフォリオをモデルポートフォリオと呼んでいます。

 

具体的には以下のポートフォリオです。

 

①安定型(期待リターン2.5% リスク6.0%)

資産クラス 国内債券 先進国債券 国内株式 先進国株式 新興国株式
配分比率(%) 25 45 10 10 10

 

安定型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。

  • 中央値→130万円
  • 平均的なブレの範囲→105万円~150万円

(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)

 

②標準型(期待リターン3.5% リスク9.4%)

資産クラス 国内債券 先進国債券 国内株式 先進国株式 新興国株式
配分比率(%) 5 45 10 20 20

 

標準型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。

  • 中央値→140万円
  • 平均的なブレの範囲→100万円~185万円

(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)

 

 

②積極型(期待リターン5.0% リスク14.8%)

資産クラス 国内債券 先進国債券 国内株式 先進国株式 新興国株式
配分比率(%) 0 15 25 30 30

 

積極型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。

  • 中央値→165万円
  • 平均的なブレの範囲→85万円~240万円

(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)

 

以上がモデルポートフォリオについての説明でした。

 

今後もモデルポートフォリオを使って分散投資の効果を検証していきたいと思います。

 

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