eMAXIS Slimのインデックスファンドで分散投資(~2021/6/25)

投資信託

ショー太です。

資産運用にあたり、分散投資の重要性はそこそこ浸透しています。

ただ、分散投資が重要なのは分かっても、実際「何をどのくらい分散すれば良いのか分からない」という人は多いのではないでしょうか。

 

そこで、少しでも分散に悩んでいる人の参考になればと、3種類の分散投資ポートフォリオ(モデルポートフォリオと呼んでます)を作りました。

ショー太
ショー太

簡単に真似できるよう、eMAXIS Slimのインデックスファンドだけを使っています。

 

2020年末から運用した場合、モデルポートフォリオがどのように推移したかを当ブログで紹介します。

ご興味ある方は見てください。

(モデルポートフォリオについては後半で説明しています)

 

モデルポートフォリオのリターン推移

2020年末から2021年6月25日までのモデルポートフォリオのリターン推移はこちらです。

モデルポートフォリオ 累積リターン
(2020年末比)
年率リターン
(2021年6末時点)
年率リスク
(2021年6末時点)
安定型 +6.16% 10.80% 1.69%
標準型 +10.08% 17.90% 2.52%
積極型 +14.67% 26.45% 3.53%

今年に入り株式市場が堅調なため、株比率の高いものから順にパフォーマンスが良いです。

(積極型→標準型→安定型)

 

積極型のリターンは14%を超えてきました。

最もリスクの小さい安定型でも6%超のリターンとなっています。

 

総じて堅調です。

 

表にある年率リターンが非常に高いことに違和感を感じる人も多いと思います。

これは、計測期間が短いことと、その間のマーケット環境が良すぎることが要因です。

時間が経つにつれ徐々に落ち着いてくると思うので、今はあまり気にしないでください。

 

資産クラスのリターン推移

資産クラスごとのリターン推移を見てみましょう。

資産クラス(eMAXIS Slim) リターン(2020年末比)
先進国株式 +22.56%
国内株式 +9.77%
新興国株式 +16.78%
先進国債券 +2.82%
国内債券 -0.06%

(2020年末~2021年6月25日 eMAXIS Slimの株式と債券ファンドで計算)

 

先進国株式が22%以上のプラスと堅調です。

新興国株式と国内株式も勢いが戻ってきました。

円安が進んでいることから、先進国債券も3%近くのプラスと堅調です。

 

米国の景気回復、インフレ懸念の高まりからFRBの早期金融引き締めが意識されています。

今は堅調な株式相場ですが、いつ調整してもおかしくありません。

 

安定型・標準型・積極型の3つのモデルポートフォリオで運用した場合、リターンがどうなるのかを今後も注意深く見ていきたいと思います。

 

 

モデルポートフォリオについて

ここからは、eMAXIS Slimの株式と債券のインデックスファンドで作ったモデルポートフォリオについて説明します。

 

以前、

分散投資のキホン理論「現代ポートフォリオ理論」とは

ショー太おすすめの効率的ポートフォリオ

という記事を書きました。

 

そこで紹介した3種類の効率的ポートフォリオをモデルポートフォリオと呼んでいます。

 

具体的には以下のポートフォリオです。

 

①安定型(期待リターン2.5% リスク6.0%)

資産クラス 国内債券 先進国債券 国内株式 先進国株式 新興国株式
配分比率(%) 25 45 10 10 10

 

安定型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。

  • 中央値→130万円
  • 平均的なブレの範囲→105万円~150万円

(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)

 

②標準型(期待リターン3.5% リスク9.4%)

資産クラス 国内債券 先進国債券 国内株式 先進国株式 新興国株式
配分比率(%) 5 45 10 20 20

 

標準型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。

  • 中央値→140万円
  • 平均的なブレの範囲→100万円~185万円

(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)

 

 

②積極型(期待リターン5.0% リスク14.8%)

資産クラス 国内債券 先進国債券 国内株式 先進国株式 新興国株式
配分比率(%) 0 15 25 30 30

 

積極型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。

  • 中央値→165万円
  • 平均的なブレの範囲→85万円~240万円

(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)

 

以上がモデルポートフォリオについての説明でした。

これからも分散投資の効果を検証していきます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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