eMAXIS Slimのインデックスファンドで分散投資(~2021/10/8)

投資信託

ショー太です。

資産運用にあたり、分散投資の重要性は少しずつ浸透してきました。

ただ、分散投資が重要なのは分かっても、実際「何をどのくらい分散すれば良いのか分からない」という人は多いのではないでしょうか。

 

そこで、少しでも分散に悩んでいる人の参考になればと、3種類の分散投資ポートフォリオ(モデルポートフォリオと呼んでます)を作りました。

ショー太
ショー太

簡単に真似できるよう、eMAXIS Slimのインデックスファンドだけを使っています。

 

2020年末から運用した場合、モデルポートフォリオがどのように推移したかを当ブログで紹介します。

ご興味ある方は見てください。

(モデルポートフォリオについては後半で説明しています)

 

モデルポートフォリオのリターン推移

2020年末から2021年10月8日までのモデルポートフォリオのリターン推移はこちらです。

モデルポートフォリオ 累積リターン
(2020年末比)
年率リスク
(2021年9末時点)
安定型 +5.14% 2.47%
標準型 +8.55% 3.90%
積極型 +13.04% 5.52%

 

上下動を繰り返しながら、どの型も順調に推移しています。

株式比率の高い積極型は13%超のプラスのリターン。

安定型も5%近くのリターンとなっています。

今年のマーケット環境が良すぎると言えばそれまでですが。

弱気相場になった時にどうなるか、楽しみにしておきましょう。(楽しみじゃないな。。)

資産クラスのリターン推移

資産クラスごとのリターン推移を見てみましょう。

資産クラス(eMAXIS Slim) リターン(2020年末比)
先進国株式 +25.43%
国内株式 +10.71%
新興国株式 +8.27%
先進国債券 +1.67%
国内債券 -0.02%

(2020年末~2021年10月8日 eMAXIS Slimの株式&債券ファンドで計算)

 

先進国株式が堅調です。

既に25%超のリターン。

新政権への期待で買われいた国内株式は大きく崩れています。

先進国債券、国内債券はともに安定した推移です。

 

  • 中国恒大集団の破綻リスク
  • 米国の債務上限問題
  • インフレ懸念
  • 長期金利の上昇

から、相場が重たくなっています。

 

安定型・標準型・積極型の3つのモデルポートフォリオで運用した場合、リターン・リスクがどうなるのかを注意深く見ていきたいと思います。

 

 

モデルポートフォリオについて

ここからは、eMAXIS Slimの株式と債券のインデックスファンドで作ったモデルポートフォリオについて説明します。

 

以前、

分散投資のキホン理論「現代ポートフォリオ理論」とは

ショー太おすすめの効率的ポートフォリオ

という記事を書きました。

 

そこで紹介した3種類の効率的ポートフォリオをモデルポートフォリオと呼んでいます。

 

具体的には以下のポートフォリオです。

 

①安定型(期待リターン2.5% リスク6.0%)

資産クラス 国内債券 先進国債券 国内株式 先進国株式 新興国株式
配分比率(%) 25 45 10 10 10

 

安定型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。

  • 中央値→130万円
  • 平均的なブレの範囲→105万円~150万円

(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)

 

②標準型(期待リターン3.5% リスク9.4%)

資産クラス 国内債券 先進国債券 国内株式 先進国株式 新興国株式
配分比率(%) 5 45 10 20 20

 

標準型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。

  • 中央値→140万円
  • 平均的なブレの範囲→100万円~185万円

(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)

 

 

②積極型(期待リターン5.0% リスク14.8%)

資産クラス 国内債券 先進国債券 国内株式 先進国株式 新興国株式
配分比率(%) 0 15 25 30 30

 

積極型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。

  • 中央値→165万円
  • 平均的なブレの範囲→85万円~240万円

(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)

 

以上がモデルポートフォリオについての説明でした。

これからも分散投資の効果を検証していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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