eMAXIS Slimのインデックスファンドで分散投資(~2022/1/7)

投資信託

ショー太です。

資産運用にあたり、分散投資の重要性はそこそこ浸透していると思います。

ただ、分散投資が重要なのは分かっても、実際「何をどのくらい分散すれば良いのか分からない」という人は多いのではないでしょうか。

 

そこで、3種類のモデルポートフォリオを作りました。

ショー太
ショー太

簡単に真似できるよう、eMAXIS Slimのインデックスファンドを使用しました。

 

2020年末から運用し、どのように推移したかを載せています。

少しでも参考になれば嬉しいです。

(モデルポートフォリオについては後半で説明しています)

 

モデルポートフォリオのリターン推移

2020年末から2022年1月7日までのモデルポートフォリオのリターン推移です。

モデルポートフォリオ 累積リターン 年率リスク
(2021年12月末時点)
安定型 +7.35% 3.17%
標準型 +12.09% 4.84%
積極型 +17.62% 6.19%

 

どの型も上下動を繰り返しながら右肩上がりで推移しています。

2021年は株式の相場環境が良かったのに加え、ドル円相場で10%以上のドル高となりました。

株式比率の多い積極型は17%以上、安定型でも7%以上のプラスのリターンとなっています。

2022年はどのような相場になるでしょうか。

資産クラスのリターン推移

資産クラスごとのリターン推移を見てみましょう。

資産クラス(eMAXIS Slim) リターン
先進国株式 +36.89%
国内株式 +12.76%
新興国株式 +9.47%
先進国債券 +3.50%
国内債券 -0.56%

(2020年末~2022年1月7日 eMAXIS Slimの株式&債券ファンドの基準価格から計算)

 

先進国株式の上昇が目立ちます。

国内株式、新興国株式は2021年前半に大きく上昇して以来、上値の重い展開が続いています。

債券は、円安の影響で先進国債券が国内債券に比べて堅調です。

 

2022年も昨年同様、安定型・標準型・積極型の3つのモデルポートフォリオで運用した場合にリターン・リスクがどうなるのか見ていきたいと思います。

 

 

モデルポートフォリオについて

ここからは、eMAXIS Slimの株式と債券のインデックスファンドで作ったモデルポートフォリオについて説明します。

 

以前、

分散投資のキホン理論「現代ポートフォリオ理論」とは

ショー太おすすめの効率的ポートフォリオ

という記事を書きました。

 

そこで紹介した3種類の効率的ポートフォリオをモデルポートフォリオと呼んでいます。

 

具体的には以下のポートフォリオです。

 

①安定型(期待リターン2.5% リスク6.0%)

資産クラス 国内債券 先進国債券 国内株式 先進国株式 新興国株式
配分比率(%) 25 45 10 10 10

 

安定型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。

  • 中央値→130万円
  • 平均的なブレの範囲→105万円~150万円

(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)

 

②標準型(期待リターン3.5% リスク9.4%)

資産クラス 国内債券 先進国債券 国内株式 先進国株式 新興国株式
配分比率(%) 5 45 10 20 20

 

標準型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。

  • 中央値→140万円
  • 平均的なブレの範囲→100万円~185万円

(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)

 

 

②積極型(期待リターン5.0% リスク14.8%)

資産クラス 国内債券 先進国債券 国内株式 先進国株式 新興国株式
配分比率(%) 0 15 25 30 30

 

積極型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。

  • 中央値→165万円
  • 平均的なブレの範囲→85万円~240万円

(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)

 

以上がモデルポートフォリオについての説明でした。

これからも分散投資の効果を検証していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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