会社を退職して資産運用と遺言・相続のサポート業務で起業します!

独立・開業

タイトルの通り、今の会社を退職して資産運用と遺言・相続のサポート業務で起業することにしました!

 

私は今、東京でプライベートバンクのお客様の資産を管理・運用するポートフォリオマネージャーとして働いています。

 

プライベートバンクとは、一定金額以上の資産を持つ富裕層に対して資産管理や資産運用などのサービスを提供する金融機関のことです。

 

私の仕事は、金融資産が5億円以上ある、いわゆる超富裕層と呼ばれるお客様に、オーダーメイドで投資ポートフォリオを策定し、運用することです。

 

お客様の中には上場企業の社長や有名な芸能人の方など、普通に生活していたら絶対に会うことができないような人も多くいます。

 

そのような人たちのお金を運用できる仕事は他にはないと思うので、やりがいはあります。

また、会社の給与や福利厚生にも満足しています。

 

それでも、今の会社を退職し、起業することに決めました。

 

起業への想い

私は10年ほど前から、いつかは独立して仕事がしたいと考えていました。

 

納得できない仕事を指示されるのが嫌だとか、自分のペースで仕事がしたいというのもありますが、それ以上に金持ち父さん貧乏父さんの影響が強かったからだと思います。

 

その本がきっかけで、雇われる側にいる限りは一生お金持ちになれないと考えるようになり、起業を意識するようになったのを覚えています。

 

ただ、漠然と起業したいと思っても、具体的なビジネスプランもなく、十分なお金も貯まっていなかった私は、サラリーマンとして会社に言われたことを黙々とこなす日々を送っていました。

 

起業することを意識しはじめてからの約10年間、もちろん何も考えずに過ごしていたわけではありません。

何が自分にできるのか、どんなことに需要があるのかというアンテナは常に立てていました。

 

また、やりたいことが見つかった時にすぐに動けるように、投資で資産形成も始めていました。

 

そんな中、少しずつ自分が独立してやりたいことが明確になっていきました。

 

それは、資産運用と遺言・相続のサポート業務です。

 

資産運用と遺言・相続のサポート業務で起業することを決意

近年、老後資金の不足や相続問題が大きな社会問題となっていますが、その分ビジネスチャンスも拡大しています。

もちろんこれは以前から言われていることで、目新しいことでもなんでもありません。

そのため、多くの銀行や証券会社はこぞって運用ビジネスや相続ビジネスに力を入れています。

 

ただ、対面の銀行や証券会社のサービスは高額なものが多く、自分だったら絶対に契約しないであろうものが普通に提供されています。

 

そこで、私が資産運用と遺言・相続のサポート業務をワンストップで提供できる事務所を作り、料金含めて本当に顧客目線に立ったサービスが提供できれば、事業として上手くいくのではないかと考え、これで起業しようと決意しました。

行政書士試験にチャレンジ

資産運用と相続・遺言のサポート業務をワンストップで提供するにあたり、取らなければならない資格がありました。

 

それは行政書士の資格です。

 

資産運用については、既に証券外務員一種の資格は持っているので、後はIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)と業務委託契約を結べば事業をスタートできます。

 

ただ、私が考える相続・遺言ビジネスをするためには、最低でも行政書士の資格が必要です。

そこで、行政書士試験にチャレンジすることにしました。

 

とはいえ、これまで法律の勉強もしたことがなく、日本の憲法すらよく理解していない私にとって、仕事をしながら独学で行政書士試験にチャレンジすることは想像以上に大変でした。

 

初めて挑んだ2021年の試験は不合格でしたが、猛勉強の末、なんとか2022年の試験で合格することができました。

仕事から帰った後も休みの日もずっと勉強に時間を充てていたので、合格した時は努力が報われた感じがしてとても嬉しかったです。

会社の上司に退職の意向を伝える

行政書士試験に合格し、起業する上で最低限必要な資格は揃いました。

また、強気相場のおかげで投資資金も順調に増やすことができ、独立のための資金も用意することができました。

 

あとはいつ起業するかです。

 

私は妻と二人で暮らしていますが、幸いなことに妻は私が起業することを応援してくれていて、いつ起業してもOKと言ってくれています。本当に感謝しかないです。

 

環境が整った以上、後回しする理由はありません。

人生は一度きりです。

思い切って退職することにしました。

 

会社の上司には、ゴールデンウイーク前の5月1日に退職の意向を伝え、具体的な退職日についてはゴールデンウイークが明けた後に話し合って決めることになっています。

 

自分の決断が正しかったかどうかは後になってみないと分かりません。

ただ、ここで行動しなければ、将来必ず後悔するのが目に見えているので、現時点では正しい選択をしたと思っています。

 

まずは今の仕事をやり遂げて、開業準備に移ります。

 

今後の動向については、またこのブログに書いていきます。

最後までお読みくださりありがとうございました!