分散投資のキホン理論「現代ポートフォリオ理論」とは

投資信託

ショー太です。

 

金融資産の投資比率を決定する理論で「現代ポートフォリオ理論」というものがあります。

 

リスクを抑えて一定のリターンを得るためには、複数の資産に分散して投資をすることが有効であるというものです。

 

当たり前ですね。

 

当たり前ではありますが、実際に自分で資産ごとの期待リターンやリスク、相関係数を計算し、配分比率によってポートフォリオのリターンとリスクがどうなるのかを計算できるようになるにはそれなりの知識が必要です。

 

また、ポートフォリオのリターンとリスクを計算するだけでは不十分で、無数にある資産の組み合わせの中からベストなポートフォリオを選ぶ作業も必要です。

 

専門的な言い方をすると、効率的フロンティア上にあるポートフォリオを選ぶ作業です。

 

効率的フロンティアとは、分散投資をする際に実現する資産の組み合わせ(ポートフォリオ)の中で、リスクが同じならより高いリターンを、リターンが同じならより低いリスクが期待できるポートフォリオの集合のことです。

 

有効フロンティアとも呼ばれます。

 

 

効率的フロンティア(有効フロンティア)の曲線上にあるポートフォリオが最も効率的なポートフォリオ(組み合わせ)とされ、これを「効率的ポートフォリオ」といいます。

 

何だかカタカナばかりでスミマセン。。

 

 

実際に効率的ポートフォリオを計算して投資をしている個人投資家は多くないと思います。

 

年金など機関投資家の資産運用では一般的です。

 

ちなみに、ロボットアドバイザーのウェルスナビは効率的ポートフォリオで運用しています。

 

ポートフォリオのリスクとリターンは計算できなくても、分散すればリスクを抑えた運用ができるというのは多くの人が知っています。

 

今では当たり前になっていますね。

 

分散投資という概念がまだない時代に、経済学者のマーコウィッツが「現代ポートフォリオ理論」を提唱しました。

 

理論は学術的に証明され、広く浸透している証です。(マーコウィッツは1990年にノーベル経済学賞を受賞)

 

「現代ポートフォリオ理論」は分散投資のバイブルとでもいうべきでしょう。

 

以上、少し難しい内容だったかもしれませんが、「現代ポートフォリオ理論」についてのお話でした。

 

 

次回、私が計算した効率的ポートフォリオを3つ紹介します(確約はできません)。

 

再現しやすいように、資産クラスはeMAXIS Slimのインデックスファンドを使用します。

 

それではまた、よろしくお願いします。

 

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【おまけ】

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