三井住友・日経アジア300iインデックスファンド
三井住友アセットマネジメントから出ている日経アジア300インベスタブル指数連動のインデックスファンドです。
日経アジア300インベスタブル指数とは、日本経済新聞社により算出・公表される株価指数で、アジアの上場企業300社を構成銘柄としています。
中国、香港、韓国、台湾、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、インドの上場銘柄が対象となり、時価総額、売買代金、売上高伸び率等の数値データに基づいて銘柄を選定しています。
(目論見書より)
日経アジア300インベスタブル指数の構成銘柄は毎年6月に見直しされます。
2018年1月5日に設定されてからの三井住友・日経アジア300iインデックスファンドの基準価格・純資産総額の推移です。
(運用レポートより)
設定日以降、米国と中国の貿易摩擦の激化を懸念して、中国との結びつきが強いアジア各国の株も厳しい状況が続いています。
ただ、アジア経済の高成長は着実に進んでいることから、あまり悲観的になる必要はないでしょう。
日本は少子高齢化が経済の足かせとなっていますが、アジアでは人口は増え続けています。
中間所得層も増えており、消費は拡大する一方です。
今や世界の経済成長はアジアがけん引しているとも言われています。
この流れは今後も続くでしょう。
長期で見れば、今のように株価が調整しているタイミングは絶好の仕込み時かもしれませんね。
最後に手数料を紹介します。
三井住友・日経アジア300iインデックスファンドはSBI証券や楽天証券、マネックス証券といった大手ネット証券だと買付手数料はゼロ、信託財産留保額は0.3%、信託報酬は0.324%以内です。
(SBI証券より)
日経アジア300インベスタブル指数連動のインデックスファンドとしては他にeMAXIS日経アジア300インベスタブル・インデックスというのもありますが、手数料は三井住友・日経アジア300iインデックスファンドと全く同じです。
好きな方を選べばよいでしょう。
成長著しいアジアの中でも選りすぐりの300社。
ポートフォリオの一部に加えるのもおもしろいかもしれませんね。
【おまけ】
インデックス・ファンドで投資をしている人に人気のある書籍がコチラです。