ショー太です。
3月18日に米国債利回り(長期金利)が1.75%を突破しました。
2020年1月以来の高水準です。
米国債利回りの上昇を嫌気して、同日のナスダック100は3.1%下落しました。
FRBのパウエル議長は17日にゼロ金利政策を少なくとも2023年末まで維持する方針を示しました。
ただ、景気の過熱を容認している見方も示したことから、長期金利の上昇ペースが加速しました。
これまでの株価の上昇は、低金利と中央銀行による金融緩和に支えられていた側面が大きいです。
特にグロース株(成長株)がそうです。
金利が上昇すると、これまでの株価上昇エンジンがストップしてしまうのではないかと市場が警戒しています。
グロース株の多いナスダック100が今年に入ってパッとしないのはそのためです。
米国債利回りが筋目の2%を意識するようになると、株価は一段と調整しそうです。
米国の実質GDPはコロナ危機前の97.6%まで回復しています。
長期金利は経済の体温計と言われています。
将来景気が良くなると思えば体温は上昇するため、長期金利2%も時間の問題だと思います。
ただ、世界の経済成長が長期でストップしない限り、株価が一時的に下げてもあまり気にする必要なないでしょう。
金利が上昇するということは景気が良くなるということです。
数年スパンで投資をしている人は、金利の変動による短期の株価の上下動に踊らされる必要なないと思います。
株高の源泉はあくまで経済成長です。
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