ショー太のポートフォリオは週間で約5%下げました。
ナスダック100は約3%、S&P500は約1%のマイナスと、今週は全体的に弱かったです。
米国の雇用の改善、堅調な賃金上昇からインフレ懸念(物価が上がることへの警戒)が意識され、金利が急騰したことが株安の背景です。
そもそも、なぜ雇用や賃金が改善したらインフレ(物価高)に繋がり、それが株安を引き起こすのでしょうか。
簡単に説明します。
賃金の上昇は企業にとってはマイナス要因です。コストが上がるので。
で、その賃金上昇分(コストが上がった分)を商品価格へ反映させることにより、物価が上がっていきます。
物価が上がると消費者は買い物を控えるようになり(モノが売れなくなり)、将来の企業業績に響いてきます。 (株安ポイント1)
中央銀行(FRB)は物価を調整することが仕事なので、物価がどんどん上がっていくようだと金利を引き上げて物価を抑えようとします。(金利と物価の関係はややこしいから今回はスキップ)
金利が上がるとこれまた消費が落ち込みます。ローン金利が上がると家や自動車が売れなくなるように。(株安ポイント2)
以上、雇用や賃金の改善から物価と金利が上昇し、それが株安を引き起こす一連の流れを説明しました。
今回の下げは今年1月~2月の下げに似ています。
チャートで言うとこのあたり。
1月の米国雇用統計が好調だったことから金利が急騰し、株価が急落した時期です。
株価急落の要因は今回とほぼ同じ。
この時は2週間くらい調整が続いたことを考えると、今回の調整もあと1週間くらいは見ておいた方がよいかもしれませんね。
私は10月中にキャッシュの部分を全て株にしようと思っていますが、これから始まる決算発表や中間選挙を考えるとなかなかタイミングが難しいところ。
今日から3連休だしゆっくり考えます。
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【ショー太のポートフォリオ】
- クオリス(QLYS)6%
- アルファベット(GOOGL)5%
- イルミナ(ILMN)6%
- セールスフォース(CRM)7%
- インテュイティブ(ISRG)6%
- アライン・テクノロジー(ALGN)6%
- アリスタ・ネットワークス(ANET)7%
- ペイコム(PAYC)7%
- ペイパル(PYPL)6%
- アドビ(ADBE)6%
- キャッシュ(現金) 40%