ショー太です。
3月3日にFRB(米国の中央銀行)は緊急会合を開催し、0.5%の利下げを決めました。
これで米国の政策金利は1.00~1.25%となりました。
新型コロナウイルスによる米国経済への影響に対応するもので、緊急利下げは11年ぶりです。
利下げの直後は株高で反応しましたが、NYダウは最終的に785ドルの大幅安で終わりました。
(Yahoo Financeより)
今回のFRBの不意打ち利下げは逆に市場の不安を煽ってしまったようですね。
米国の10年債利回りが1%を割り込んで急低下したことも将来の景気悪化を意識させた可能性があります。
2日に米国株が大きく上昇した直後の大幅安ということもあり、短期で取引をしている人はかなり苦戦したのではないでしょうか。
今回の緊急利下げは失敗だという声も多いですが、基本的には金利の低下と追加の金融政策は株などのリスク資産を下支えします。
米国株の割高感が解消されつつある中で、足元の調整は魅力的な投資機会を提供しているとも考えられます。
個人的にはいつ反発してもおかしくないと思っているのですが。
新型コロナウイルスを巡る懸念が継続する間は値動きの荒い相場展開が予想されますが、世界経済の成長と株高トレンドは崩れていないと思うので、短期の値動きはあまり気にせず、気長に株価復活を待ちたいと思います。
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