外国所得税の二重課税が自動で調整されるようになり、国内ETFの魅力が増しましたね。

資産運用・投資

ショー太です。

私は配当金がない(あってもわずか)米国成長株へ投資をしています。

配当金狙いの投資が嫌いなわけではなく、将来はポートフォリオの一部に高配当(高分配)銘柄を入れるのもありかなとは考えています。(まだ先ですが)

何もしていなくても定期的にチャリンチャリンお金を生んでくれたら嬉しいですからね。

株主還元に積極的な米国では高配当株はたくさんありますが、買うとしたら分散効果のあるETFです。

VYM(バンガード米国高配当株式ETF)とかHYG(iシェアーズ iBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF)とかいいですね。

今年から海外資産に投資する国内の投資信託(ETF含)の分配金に係る外国所得税の二重課税が自動で調整されるようになりました。(*1)

できれば国内ETFで米国高配当株式や米ドル建てハイイールド社債に投資がしたいです。(国内ETFでも米ドル建てハイイールド社債に投資ができるものはありますが、為替ヘッジ有なので、個人的にはあまり魅力を感じません。)

(*1)投資信託等に係る二重課税調整について(楽天証券HPより引用)

投資信託等が海外の資産に投資している場合、そこから得られる配当等に対して外国で課税が行われています。(外国所得税)。また、この投資信託等が国内の投資家に分配金を支払う際には、国内でも所得税が課されており、外国所得税と合わせ、内外での二重課税となっていました。

今般、2020年1月1日より施行の税制改正によって、内外での二重課税が生じないよう、投資信託等を経由して支払った外国所得税は、分配金に係る源泉所得税の額から控除できることとする調整措置がとられることとなりました。

なお、この二重課税調整措置について、お客様で必要な手続きはなく、2020年1月1日 以降に支払われる投資信託等の分配金に対して、自動的に適用されます。また、今回の改正による控除の対象は所得税のみであり、住民税(5%)は控除対象外となります。

国内ETFは流動性が低いことや時価総額が小さく償還リスクが高いなど、まだまだ投資しづらいところはありますが、今回の分配金の税制改正で海外資産へ投資をするのに魅力が増したのは事実です。

将来高分配銘柄をポートフォリオに入れる時には国内ETFも候補に入れるつもりなので、その頃には米国高配当株式や米ドル建てハイイールド社債(為替ヘッジ無)も買えたら嬉しいです。

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