ショー太です。
長期で安定した資産運用をするためには分散投資が不可欠です。
ただ、実際「何をどう分散したら良いか分からない」という人も多いのではないでしょうか。
そこで、少しでも参考になればと、リスクとリターンが効率的となるように調整した3種類のモデルポートフォリオを作りました。
簡単に真似できるよう、eMAXIS Slimのインデックスファンドを使用しました。
本ブログではモデルポートフォリオを2020年末から運用し、どのように推移したかを載せています。
ポートフォリオの累積リターンとリスクも計算していますので参考になれば嬉しいです。
(モデルポートフォリオについては後半で説明しています)
モデルポートフォリオのリターン推移
2020年末から2022年8月5日までのモデルポートフォリオのリターン推移です。
モデルポートフォリオ | 累積リターン | 年率リスク (2022年7月末時点) |
安定型 | +7.32% | 4.78% |
標準型 | +12.02% | 6.90% |
積極型 | +16.47% | 8.98% |
乱高下を繰り返しながら、どの型も順調に右肩上がりの推移となっています。
ただ、インフレの動向次第では各国中銀が一段と金融を引き締める可能性もあり、油断はできません。
資産クラスのリターン推移
資産クラスごとのリターン推移を見てみましょう。
資産クラス(eMAXIS Slim) | リターン |
先進国株式 | +38.03% |
国内株式 | +11.48% |
新興国株式 | +4.58% |
先進国債券 | +5.47% |
国内債券 | -2.21% |
(2020年末~2022年8月5日 eMAXIS Slimの株式&債券ファンドの基準価格から計算)
国内債券を除いて全ての資産がプラスです。
中でも先進国株式は38%のプラスと絶好調です。
円安もプラスに働いていますね。
先進国債券は5%以上のプラスと好調です。
金利の上昇は債券価格を押し下げますが、ドル高にもなりやすいです。
今回はドル高の勢いが強く、円建ての先進国債券にはプラスに働きました。
マーケットが不安定な中、今後も安定型・標準型・積極型の3つのモデルポートフォリオで運用した場合にリターン・リスクがどうなるのか見ていきます。
モデルポートフォリオについて
ここからは、eMAXIS Slimの株式と債券のインデックスファンドで作ったモデルポートフォリオについて説明します。
以前、
と
という記事を書きました。
そこで紹介した3種類の効率的ポートフォリオをモデルポートフォリオと呼んでいます。
具体的には以下のポートフォリオです。
①安定型(期待リターン2.5% リスク6.0%)
資産クラス | 国内債券 | 先進国債券 | 国内株式 | 先進国株式 | 新興国株式 |
配分比率(%) | 25 | 45 | 10 | 10 | 10 |
安定型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。
- 中央値→130万円
- 平均的なブレの範囲→105万円~150万円
(独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)
②標準型(期待リターン3.5% リスク9.4%)
資産クラス | 国内債券 | 先進国債券 | 国内株式 | 先進国株式 | 新興国株式 |
配分比率(%) | 5 | 45 | 10 | 20 | 20 |
標準型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。
- 中央値→140万円
- 平均的なブレの範囲→100万円~185万円
(独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)
②積極型(期待リターン5.0% リスク14.8%)
資産クラス | 国内債券 | 先進国債券 | 国内株式 | 先進国株式 | 新興国株式 |
配分比率(%) | 0 | 15 | 25 | 30 | 30 |
積極型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。
- 中央値→165万円
- 平均的なブレの範囲→85万円~240万円
(独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)
以上がモデルポートフォリオについての説明です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
にほんブログ村←応援クリック頂けると嬉しいです!