アクティブファンドの多くがインデックスファンドに勝てないって本当?実際に投資して検証してみました。

投資信託

ショー太です。

 

アクティブファンドの多くが長期だとインデックスファンドに勝てないと言われています。

実際のところ、どうなのでしょうか。

 

ここでは、実際に私がアクティブファンドに投資をして、本当にインデックスファンドに勝つことができないのかを検証しました。

検証期間は約3年です。

 

さらっと読めるので、お付き合いいただけると嬉しいです。

 

まず、私が投資をしたアクティブファンドは下記の4ファンドです。 

  1. 厳選ジャパン
  2. 企業価値成長小型株ファンド(愛称:眼力)
  3. グローバル・スマート・イノベーション(愛称:iシフト)
  4. グローバル・ハイクオリティ成長株式F(愛称:未来の世界)

過去記事→「4本のアクティブファンドを買いました」

 

【銘柄選択の条件】

  • 設定から3年以上経過
  • 純資産額10億円以上
  • 設定以来インデックスを大幅にアウトパフォーム

 

投資したのは2020年の12月。当時はどれも非常に成績優秀で、とても注目されていたアクティブファンドです。

上記4ファンドを均等に買って作ったポートフォリオと、S&P500とTOPIXのインデックスファンドとのリターンを比較してみました。

S&P500とTOPIXのインデックスファンドは、三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」です。

 

アクティブファンドとインデックスファンドのリターン比較

  累積リターン
アクティブファンド・ポートフォリオ +2.66%
S&P500 インデックスファンド +84.78%
TOPIX インデックスファンド +43.31%

(2020年12月16日~2023年11月24日)

 

S&P500が約3年で85%近くのリターンを稼ぐ中、私の投資したアクティブファンド・ポートフォリオはわずか2%のリターンです。

43%のリターンを稼いだTOPIXにも大きな差を付けられました。

もはや勝負になっていませんね。。

 

私が投資したアクティブファンドごとのリターン比較

ファンド名 累積リターン
厳選ジャパン -16.21%
企業価値成長小型株ファンド +1.05%
グローバル・スマート・イノベーション -0.14%
グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド +19.22%

 

最もリターンが高いのがグローバル・ハイクオリティ成長株のプラス19%です。ただ、S&P500やTOPIXのリターンには全く及びません。

厳選ジャパンのマイナス16%はひどいですね。バブル後最高値の更新が目前に迫った日本株の中から、あえて値下がり銘柄を厳選したのでしょうか。。

企業価値成長小型株ファンドとグローバル・スマート・イノベーションは3年間でほぼトントンのリターンです。

 

【結論】アクティブファンドはインデックスファンドに勝てない

私が買ったアクティブファンドがインデックスファンドに勝てるかどうかの検証を始めて3年近くが経ちました。

もう少し続けてみようとも思いましたが、これ以上続けても結果は変わりそうにありません。そこで、今回で検証を終わりにします。

【結論】アクティブファンドはインデックスファンドに勝てない

 

今回投資したのはたった4種類のアクティブファンドです。

私が見つけられなかっただけで、同期間にS&P500やTOPIXをアウトパフォームしたアクティブファンドも存在するでしょう。

ただ、そうであってもアクティブファンドの多くが長期だとインデックスファンドに勝てないというのは間違っていないと思います。

 

私は今後もインデックスファンド中心に投資をしていきます。

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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