株式7割・債券3割で分散投資。楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)の紹介です。

投資信託

楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)

楽天投信投資顧問とバンガード・インベストメンツ・ジャパンが立ち上げた楽天・バンガードシリーズのバランス型ファンドです。

バランス型ファンドというのは、1つの商品で株式や債券など複数資産、複数市場に分散して投資する投資信託のこと。

「卵は一つのカゴに盛るな」という言葉がありますが、投資も1つの商品だけでなく、複数の商品に分散することがリスクを抑える秘訣です。

楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)は日本を含む全世界の株式と投資適格債券に分散投資するのですが、株式重視型だけあって、各資産の基本配分は株式70%、債券30%となっています。

(目論見書より)

分散投資はしたいけど、ある程度のリターンも狙いたいという方には心地よい投資比率ではないでしょうか。

楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)は、世界の株式に投資する「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」と、世界の投資適格債券に投資する「バンガード・グローバル・ボンド・インデックス・ファンド」を通して、世界の株式や債券に間接的に投資するスタイルをとっています。

(目論見書より)

このファンド、債券部分に為替ヘッジをかけることで為替リスクを低減させているのですが、正直残念です。

というのも、為替ヘッジをするためのコストは日米金利差や米ドルの調達コストなどから計算されます。

米国金利が上昇する中、ヘッジコストも上昇しているので、債券から得られるインカムゲインを為替ヘッジコストが相殺してしまうのです。

為替リスクを抑えるためとはいえ、余計なことをしなくて良いのに、と思ってしまいます。

最後に手数料。

買付手数料と信託財産留保額はゼロで、信託報酬は0.2446%程度です。

楽天・バンガード・シリーズだけあって低コストですね。

以上、簡単ですが楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)を紹介しました。

分散投資はしたいけど、ある程度のリターンも狙いたいという方にはオススメです。(債券部分の為替ヘッジが余計ですが。)

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【おまけ】

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