ショー太です。
米国の長期金利が上昇しています。
2月25日の10年国債利回りは1.39%です。
2020年2月25日は1.33%だったので、約1年ぶりの高水準といえます。
長期金利は経済の体温計と言われます。
一般に、将来景気が良くなると思えば金利は上昇し、悪くなると思えば低下するからです。
米国では、大規模な経済対策や新型コロナワクチンの普及による感染者数の減少によって、将来の景気回復が期待されています。
そのため、経済の体温計である長期金利が上昇しています。
金利の上昇に伴い株式市場が下落する場面も増えてきました。
景気が良くなるのに株式市場が下落するというのは変な感じですね。
これまでの株価の上昇は、低金利と中央銀行による金融緩和に支えられていた側面が大きいです。
なので、金利が上昇するとこれまでの株価上昇エンジンがストップしてしまうのではないかと市場が警戒するのです。
FRBのパウエル議長は23日の議会証言で強力な金融緩和を継続する姿勢を強調しました。
ただ、一旦始まった金利上昇の流れをストップさせるのは簡単ではありません。
長期金利1.5%も時間の問題でしょう。
もちろん、1.5%になったとしても十分低金利といえる水準です。
ただし、上昇が続いて筋目の2%を意識するようになると、株式市場も調整するかもしれませんね。
個人的には今年のどこかであってもおかしくないと考えています。
あくまで私の予想です。
どうなるかは全く分かりません。
でも、覚悟はしています。
調整を予想しているからといっても保有株は売りません。
たとえ大きな調整があったとしても、時間が経てばまた上昇すると思っているからです。
私が投資しているのは米国株です。
世界の経済成長が長期でストップしない限り、株価が一時的に下げてもそのうち戻る資産だと思っています。
金利上昇による株価の調整は覚悟していますが、下がった時はネットフリックスでも見ながら上昇するのを待ちます。
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