eMAXIS Slimのインデックスファンドで分散投資(~2021/9/10)

投資信託

ショー太です。

資産運用にあたり、分散投資の重要性は少しずつ浸透してきました。

ただ、分散投資が重要なのは分かっても、実際「何をどのくらい分散すれば良いのか分からない」という人は多いのではないでしょうか。

 

そこで、少しでも分散に悩んでいる人の参考になればと、3種類の分散投資ポートフォリオ(モデルポートフォリオと呼んでます)を作りました。

ショー太
ショー太

簡単に真似できるよう、eMAXIS Slimのインデックスファンドだけを使っています。

 

2020年末から運用した場合、モデルポートフォリオがどのように推移したかを当ブログで紹介します。

ご興味ある方は見てください。

(モデルポートフォリオについては後半で説明しています)

 

モデルポートフォリオのリターン推移

2020年末から2021年9月10日までのモデルポートフォリオのリターン推移はこちらです。

モデルポートフォリオ 累積リターン
(2020年末比)
年率リターン
(2021年8末時点)
年率リスク
(2021年8末時点)
安定型 +.6.59% 7.07% 2.43%
標準型 +10.23% 11.55% 3.82%
積極型 +15.65% 18.80% 5.87%

 

上下を繰り返しながら、どの型も右肩上がりの推移です。

株式比率の高い積極型は既に15%以上のプラスのリターン、リスクの低い安定型も6%以上のリターンとなっています。

ただ、今年は調整らしい調整がなく、マーケットの環境が良すぎるだけというのもあります。

 

今のような環境だと分散投資の重要性はあまり感じられないかもしれません。

どうしてもリターンに目がいき、「株式100%のポートフォリオでいいじゃん」ってなりますからね。

 

分散効果を実感するのはマーケットが調整した時です。

リスクの大小が注目されるのはそういう時くらいだからです。

サッカーでピンチの時にゴールキーパーが目立つのと同じです。(同じか?)

 

今のようなブル相場(強気相場)だとあまり分散投資のありがたみは感じられないかもしれません。が、調整局面は必ずやってきます。

その時にどうなるか、楽しみにしておきましょう。(楽しみじゃないな。。)

資産クラスのリターン推移

資産クラスごとのリターン推移を見てみましょう。

資産クラス(eMAXIS Slim) リターン(2020年末比)
先進国株式 +26.28%
国内株式 +17.11%
新興国株式 +10.28%
先進国債券 +2.68%
国内債券 +0.09%

(2020年末~2021年9月10日 eMAXIS Slimの株式と債券ファンドで計算)

 

先進国株式がヤバイくらい堅調です。

既に28%のリターン。

新政権への期待から、国内株式も上昇してきました。

先進国債券、国内債券はともに安定した推移です。

 

いまは好調なマーケットですが、世界の景気回復シナリオに対する見方が入り混じる中、いつ大きな調整があってもおかしくありません。

安定型・標準型・積極型の3つのモデルポートフォリオで運用した場合、リターン・リスクがどうなるのかを今後も注意深く見ていきたいと思います。

 

 

モデルポートフォリオについて

ここからは、eMAXIS Slimの株式と債券のインデックスファンドで作ったモデルポートフォリオについて説明します。

 

以前、

分散投資のキホン理論「現代ポートフォリオ理論」とは

ショー太おすすめの効率的ポートフォリオ

という記事を書きました。

 

そこで紹介した3種類の効率的ポートフォリオをモデルポートフォリオと呼んでいます。

 

具体的には以下のポートフォリオです。

 

①安定型(期待リターン2.5% リスク6.0%)

資産クラス 国内債券 先進国債券 国内株式 先進国株式 新興国株式
配分比率(%) 25 45 10 10 10

 

安定型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。

  • 中央値→130万円
  • 平均的なブレの範囲→105万円~150万円

(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)

 

②標準型(期待リターン3.5% リスク9.4%)

資産クラス 国内債券 先進国債券 国内株式 先進国株式 新興国株式
配分比率(%) 5 45 10 20 20

 

標準型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。

  • 中央値→140万円
  • 平均的なブレの範囲→100万円~185万円

(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)

 

 

②積極型(期待リターン5.0% リスク14.8%)

資産クラス 国内債券 先進国債券 国内株式 先進国株式 新興国株式
配分比率(%) 0 15 25 30 30

 

積極型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。

  • 中央値→165万円
  • 平均的なブレの範囲→85万円~240万円

(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)

 

以上がモデルポートフォリオについての説明でした。

これからも分散投資の効果を検証していきます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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