ショー太の米国株は週間で約3%下落しました。
米中貿易戦争の激化で世界景気の減速懸念が高まっていたところに、次はメキシコからアメリカに輸入しているモノ全てに制裁関税を課すとのトランプ発言。
投資家マインドが急速に悪化しましたね。
S&P500も3%下げています。
投資家の将来不安は国債利回りにも表れており、米10年国債利回りは一時2.12%まで下落(価格は上昇)しました。
(ブルームバーグ:米10年国債利回りの1年グラフ)
投資家のリスクオフ姿勢から安全資産の債券が買われているのも1つですが、それ以上に将来に対する不安感が金利を押し下げているのも背景だと思います。
長期金利が決まる代表的な理論に「純粋期待仮説」というものがあります。
これは、長期金利(10年国債)は現在の短期金利と将来の短期金利の幾何平均(きかへいきん)で決まるという捉え方です。
なんだか難しい表現を使ってしまいましたが、簡単に言えば将来、(短期)金利が上がらないと思ったら(今の)長期金利は下がるというものです。
通常、景気拡大と金利上昇はセットなので、長期金利が低下しているということは投資家の将来への景気不安が高まっていることも要因なのです。
もちろんFRB(米国の中央銀行)の政策金利引下げ観測もありますが。
ちょい話が脱線しそうなので株に戻します。
今週は保有株でヴィーバ・システムズ(VEEV)が頑張ってくれました。
5月29日に好決算を発表し、その後株価が急騰。
今のような悪い地合いの中で新高値を更新してくれました。
(Yahoo Financeより)
個別株をやってるとたまにこういうのがあるから楽しいですね。(逆もありますが)
今週はヴィーバ・システムズに助けられました。
2019年も折り返し直前の6月になりましたね。
年初から順調に上昇していた株価も先月は大きく下落。
米中やメキシコ、欧州など、投資家の将来不安が高まっています。
ただ、株価も織り込むとこまで織り込めば(下がるとこまで下がれば)そのうち上がるでしょうからあまり短期の値動きは気にせずにゆっくりやっていきたいと思います。
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【ショー太の米国株ポートフォリオ】
- ヴィーバ・システムズ(VEEV)6%
- アビオメッド(ABMD)4%
- クオリス(QLYS)9%
- イルミナ(ILMN)7%
- セールスフォース(CRM)5%
- インテュイティブ(ISRG)4%
- アライン・テクノロジー(ALGN)7%
- アリスタ・ネットワークス(ANET)5%
- ペイコム(PAYC)6%
- ペイパル(PYPL)5%
- アドビ(ADBE)8%
- S&P500ETF(VOO)19%
- ナスダック100ETF(QQQ)15%
【おまけ】
私は現物株以外だとCFD取引もしています。CFDはレバレッジ2倍で上昇トレンドの時だけ順張りで乗るようにしています。銘柄は主にナスダック100とS&P500。
CFDが取引できる業者はたくさんありますが、私はGMOクリック証券【CFD】をおすすめします。
私も使っていますが、GMOクリック証券だとS&P500や日経平均株価などの株価指数、アマゾンやテンセントといった個別米国株、個別中国株、他にもVIX指数(恐怖指数)や原油などへも投資が可能で、使いやすくておすすめです。