ショー太です。
昨日(9月19日)あった日銀の金融政策決定会合では、金融政策の現状維持が決定されました。
これで今月予定されていたメインどころ(米国・欧州・日本)の中央銀行イベントは一通り終わりましたね。
米国と欧州はそれぞれ追加緩和を打ち出しましたが、市場は既に織り込んでいたためか、株価にとっては“無風”な感じで終わりました。
中央銀行イベントが無風に終わったため、マーケットは次の材料を求めているようです。
本命は米中貿易協議でしょうか。
本日(9月20日)から開催される米中高官協議は投資家の関心も高いですね。
ただ、個人的には米中貿易協議が落ち着く(?)のは来年の大統領選挙の直前かなと考えており、今回の協議は特に進展なしに終わるのではないかと思っています。
私が米中貿易協議は大統領選挙の直前まで合意しないと考える理由ですが、仮に今トランプ大統領が中国からディール(取引)を引っ張れたとしても、トランプ大統領の頭の中に「中国はどうせ裏切ってくる」という考えがあると思うからです。
大統領選挙まで時間がある中で合意しても、選挙直前で裏切られたら面目がつぶれてしまうので、どうせなら直前での合意を狙いたいと考えるのは自然なのかなと。
なので、来年の大統領選挙直前まではなんだかんだ米中貿易協議の合意はないと考えています。
時間稼ぎとまでは言いませんが、選挙まで時間がある中で協議が進展しそうになったらあえてトランプ大統領が煽り(あおり)運転ならぬ煽りツイートで揺さぶりをかける(挑発する)、という流れがまだしばらくは続くのではないでしょうか。
今の時点で米中貿易協議の進展を期待しすぎても良いことはない(来年に期待)ので、トランプ大統領のツイートで株価が下げたところを少しずつ拾っていくというのが正解かもしれませんね。
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