ショー太の米国株は週間で4%、ナスダック100は7%、SP500 は3%とそれぞれ上昇しました。
トランプ大統領が経済活動の再開に向けたガイドラインを公表したことや、ウイルス治療薬の治験で好結果が出たとのニュースがマーケットに好感されました。
ナスダック100は昨年末比でプラ転しましたね。
経済活動再開のガイドラインは、各地のコロナ感染の収束度合いに応じて、外出禁止や休校などの制限の緩和・解除を3段階で進めるというものです。
トランプ大統領は30近くの州がまもなく経済活動を再開できるとの見方を表明しました。
また、ウイルス治療薬の治験で好結果が出たのは、ギリアド・サイエンシズが開発した抗ウイルス薬「レムデシビル」です。
もともとはエボラ出血熱の治療薬として開発が進められていた薬で、ウイルスの増殖を抑える効果が期待されています。
日本の富士フィルムが開発した「アビガン」と共に新型コロナの治療薬として期待されているレムデシビルですが、臨床試験で新型コロナに感染した患者が急速に回復していると報じられたことがマーケットに好感されました。
(Yahoo Finance:ギリアド・サイエンシズの6ヵ月チャート)
コロナショック以降、ギリアドの株価は大きく上下していますが、上向きではありますね。
実体経済が最悪な中、米国株全体はV字回復しています。
もちろん中央銀行のジャブジャブマネーの投下というのもありますが、少しずつ経済が再開して効果的な治療薬が完成するという楽観ストーリーで株が買われているのでしょう。
経済活動が再開した途端に感染者が増えたり、期待していた治療薬がダメだったりすれば失望売りもあると思うのでまだ油断はできません。
VIX指数は38.15とかなり落ち着いてはきたものの、平常時(20くらいまで)から見ればまだ高いです。
(ブルームバーグ:VIX指数の1年グラフ)
長期スパンでの株価上昇は確信していますが、短期の荒れ相場はまだ終わっていないと思うので、今はStay homeに専念し、コロナが落ち着くのを待ちます。
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【ショー太の米国株ポートフォリオ】
- ヴィーバ・システムズ(VEEV)11%
- クオリス(QLYS)11%
- セールスフォース(CRM)8%
- インテュイティブ(ISRG)8%
- アライン・テクノロジー(ALGN)6%
- アリスタ・ネットワークス(ANET)10%
- ペイコム(PAYC)9%
- ペイパル(PYPL)10%
- アドビ(ADBE)13%
- ペイロシティ(PCTY)7%
- EPAMシステムズ(EPAM)9%
【おまけ】
私は長期での資産運用は現物株(ETF含)で行い、小遣い稼ぎなどの短期取引はCFDを使うことにしています。
CFDで取引するのは主にナスダック100かS&P500ですが、今のようにVIX指数が上昇している時はVIX指数の売りを使うこともあります。
過去記事:高リスクだけど高いリターンが狙えるVIX指数売り戦略を紹介します。
CFDが取引できる業者はたくさんありますが、私はGMOクリック証券【CFD】をおすすめします。
GMOクリック証券はS&P500や日経平均株価などの株価指数、アマゾンやテンセントといった個別の米国株、中国株、他にもVIX指数(恐怖指数)や原油などへも投資が可能で、使いやすくておすすめです。