ショー太の米国株は週間で約7%上昇しました。
3週間ぶりの上昇です。
米国で新型コロナ対策として2兆ドルの景気刺激策が期待され(既に成立)、26日までは大幅に反発していた米国株ですが、27日(金)に再び大きく売られました。
コロナの感染者数で米国が中国やイタリアを抜き世界一になったことで、米国経済への影響が改めて懸念されたためです。
感染拡大を阻止する取り組みで業務を停止し、人員を削減する企業が相次いでいることから、26日に発表された先週の新規失業保険申請件数は、過去最多の328万件と桁外れの数字になりました。
米国ではカリフォルニア州やNY州などで外出が制限されており、失業者の数はさらに増えることが予想されます。
投資家心理のブレを示すVIX指数(落ち着いている時は20以下で推移することが多いです)は一時82.69とリーマン・ショックを超える数値となりました。
3月27日時点で65と、直近高値に比べたら少し落ち着いてはいますが、それでも十分高いです。
(ブルームバーグ:VIX指数の5年グラフ)
FRB(米国の中央銀行)はゼロ金利を導入し、米国債を無制限に購入するなど大規模な金融政策を発表していますが、市場心理は改善していません。
新型コロナに効果的な治療薬の登場やグローバルベースでの新規感染者数の減少が確認されるまでは安心感は広がりそうにありませんね。
時間はかかるかもしれませんが、コロナが落ち着けば日米欧の量的緩和政策で株価は回復するはずです。
→「今は我慢の時間だと割り切って、しばらく証券口座は見ないくらいでちょうど良いと思います。」
トイレットペーパーの買い占めもそうですが、今は市場がパニックになって冷静な判断ができていない時なので、一緒になって騒いでも良いことは1つもありません。
バイ&フォーゲットという最強の投資法を使えるのが個人投資家のメリットなので、今こそ使う時ですね。
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【ショー太の米国株ポートフォリオ】
- ヴィーバ・システムズ(VEEV)10%
- クオリス(QLYS)10%
- セールスフォース(CRM)9%
- インテュイティブ(ISRG)8%
- アライン・テクノロジー(ALGN)7%
- アリスタ・ネットワークス(ANET)10%
- ペイコム(PAYC)9%
- ペイパル(PYPL)9%
- アドビ(ADBE)13%
- ペイロシティ(PCTY)7%
- EPAMシステムズ(EPAM)8%
【おまけ】
私は長期での資産運用は現物株(ETF含)で行い、小遣い稼ぎなどの短期取引はCFDを使うことにしています。
CFDで取引するのは主にナスダック100かS&P500ですが、今のようにVIX指数が上昇している時はVIX指数の売りを使うこともあります。
過去記事:高リスクだけど高いリターンが狙えるVIX指数売り戦略を紹介します。
CFDが取引できる業者はたくさんありますが、私はGMOクリック証券【CFD】をおすすめします。
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