ショー太です。
今回も、eMAXIS Slimの株式と債券のインデックスファンドで分散投資した場合のリターンの推移を見てみましょう。
リスク許容度に応じて、安定型・標準型・積極型の3つのモデルポートフォリオを用意しています。
(モデルポートフォリオについては後半で説明しています)
2020年末から2021年5月21日までのモデルポートフォリオのリターン推移はこちらです。
モデルポートフォリオ | リターン(2020年末比) |
安定型 | +3.95% |
標準型 | +6.71% |
積極型 | +10.27% |
今年に入り株式市場が堅調なため、株比率の高いものから順にパフォーマンスが良いです。
(積極型→標準型→安定型)
積極型のリターンは再び10%を超えてきました。
安定型も4%近いプラスのリターンとなっています。
総じて堅調ですね。
資産クラスごとのリターン推移を見てみましょう。
資産クラス(eMAXIS Slim) | リターン(2020年末比) |
先進国株式 | +17.21% |
国内株式 | +6.54% |
新興国株式 | +10.99% |
先進国債券 | +1.19% |
国内債券 | -0.24% |
(資産クラスはeMAXIS Slimの株式と債券ファンドを使用)
先進国株式が相変わらず強いです。
新興国株式、国内株式は上値が重たくなってなっていますね。
先進国債券、国内債券はほぼ横ばいです。
米国のインフレ懸念の高まりで、長期金利に上昇圧力がかかっています。
FRBの早期金融引き締めも意識され始めました。
来年にかけて株式市場が荒れる場面は多くありそうです。
安定型・標準型・積極型の3つのモデルポートフォリオで運用した場合、リターンがどうなるのかを今後も注意深く見ていきたいと思います。
ここからは、eMAXIS Slimの株式と債券のインデックスファンドで作ったモデルポートフォリオについて説明します。
以前、
と
という記事を書きました。
そこで紹介した3種類の効率的ポートフォリオをモデルポートフォリオと呼んでいます。
具体的には以下のポートフォリオです。
①安定型(期待リターン2.5% リスク6.0%)
資産クラス | 国内債券 | 先進国債券 | 国内株式 | 先進国株式 | 新興国株式 |
配分比率(%) | 25 | 45 | 10 | 10 | 10 |
安定型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。
- 中央値→130万円
- 平均的なブレの範囲→105万円~150万円
(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)
②標準型(期待リターン3.5% リスク9.4%)
資産クラス | 国内債券 | 先進国債券 | 国内株式 | 先進国株式 | 新興国株式 |
配分比率(%) | 5 | 45 | 10 | 20 | 20 |
標準型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。
- 中央値→140万円
- 平均的なブレの範囲→100万円~185万円
(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)
②積極型(期待リターン5.0% リスク14.8%)
資産クラス | 国内債券 | 先進国債券 | 国内株式 | 先進国株式 | 新興国株式 |
配分比率(%) | 0 | 15 | 25 | 30 | 30 |
積極型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。
- 中央値→165万円
- 平均的なブレの範囲→85万円~240万円
(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)
以上がモデルポートフォリオについての説明でした。
今後もモデルポートフォリオを使って分散投資の効果を検証していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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