ショー太です。
資産運用にあたり、分散投資の重要性は少しずつ浸透してきました。
ただ、分散投資が重要なのは分かっても、実際「何をどのくらい分散すれば良いのか分からない」という人は多いのではないでしょうか。
そこで、少しでも分散に悩んでいる人の参考になればと、3種類の分散投資ポートフォリオ(モデルポートフォリオと呼んでます)を作りました。
簡単に真似できるよう、eMAXIS Slimのインデックスファンドだけを使っています。
2020年末から運用した場合、モデルポートフォリオがどのように推移したかを当ブログで紹介します。
ご興味ある方は見てください。
(モデルポートフォリオについては後半で説明しています)
モデルポートフォリオのリターン推移
2020年末から2021年10月29日までのモデルポートフォリオのリターン推移はこちらです。
モデルポートフォリオ | 累積リターン (2020年末比) |
年率リスク (2021年10末時点) |
安定型 | +7.76% | 3.20% |
標準型 | +12.38% | 4.92% |
積極型 | +17.60% | 6.23% |
上下動を繰り返しながら、どの型も順調に推移しています。
株式比率の高い積極型は18%近くのプラスのリターン。
安定型も8%近くのリターンとなっています。
今年のマーケット環境が良すぎると言えばそれまでですが。
弱気相場になった時にどうなるか、楽しみにしておきましょう。(楽しみじゃないか。。)
資産クラスのリターン推移
資産クラスごとのリターン推移を見てみましょう。
資産クラス(eMAXIS Slim) | リターン(2020年末比) |
先進国株式 | +33.45% |
国内株式 | +12.91% |
新興国株式 | +12.29% |
先進国債券 | +4.33% |
国内債券 | -0.24% |
(2020年末~2021年10月29日 eMAXIS Slimの株式&債券ファンドで計算)
先進国株式が堅調です。
既に30%超のリターンとなっています。
円安の影響も大きいです。
先進国債券、国内債券はともに安定した推移です。
FRBの年内テーパリング(資産購入縮小)を意識した金利の動向、経営破たんが不安視されている中国恒大集団の行方など、マーケットがいつ不安定になってもおかしくありません。
安定型・標準型・積極型の3つのモデルポートフォリオで運用した場合、リターン・リスクがどうなるのかを注意深く見ていきたいと思います。
モデルポートフォリオについて
ここからは、eMAXIS Slimの株式と債券のインデックスファンドで作ったモデルポートフォリオについて説明します。
以前、
と
という記事を書きました。
そこで紹介した3種類の効率的ポートフォリオをモデルポートフォリオと呼んでいます。
具体的には以下のポートフォリオです。
①安定型(期待リターン2.5% リスク6.0%)
資産クラス | 国内債券 | 先進国債券 | 国内株式 | 先進国株式 | 新興国株式 |
配分比率(%) | 25 | 45 | 10 | 10 | 10 |
安定型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。
- 中央値→130万円
- 平均的なブレの範囲→105万円~150万円
(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)
②標準型(期待リターン3.5% リスク9.4%)
資産クラス | 国内債券 | 先進国債券 | 国内株式 | 先進国株式 | 新興国株式 |
配分比率(%) | 5 | 45 | 10 | 20 | 20 |
標準型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。
- 中央値→140万円
- 平均的なブレの範囲→100万円~185万円
(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)
②積極型(期待リターン5.0% リスク14.8%)
資産クラス | 国内債券 | 先進国債券 | 国内株式 | 先進国株式 | 新興国株式 |
配分比率(%) | 0 | 15 | 25 | 30 | 30 |
積極型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。
- 中央値→165万円
- 平均的なブレの範囲→85万円~240万円
(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)
以上がモデルポートフォリオについての説明でした。
これからも分散投資の効果を検証していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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