ショー太です。
資産運用にあたり、分散投資の重要性はそこそこ浸透していると思います。
ただ、分散投資が重要なのは分かっても、実際「何をどのくらい分散すれば良いのか分からない」という人は多いのではないでしょうか。
そこで、3種類のモデルポートフォリオを作りました。
簡単に真似できるよう、eMAXIS Slimのインデックスファンドを使用しました。
2020年末から運用し、どのように推移したかを載せています。
少しでも参考になれば嬉しいです。
(モデルポートフォリオについては後半で説明しています)
モデルポートフォリオのリターン推移
2020年末から2022年1月14日までのモデルポートフォリオのリターン推移です。
モデルポートフォリオ | 累積リターン | 年率リスク (2021年12月末時点) |
安定型 | +6.89% | 3.17% |
標準型 | +11.65% | 4.84% |
積極型 | +17.21% | 6.19% |
どの型も上下動を繰り返しながら右肩上がりで推移しています。
2021年は株式の相場環境が良かったのに加え、ドル円相場で10%以上のドル高となりました。
日本円評価のバランス運用にとっては恵まれた1年でした。
FRBの金融引き締め前倒しを警戒して今年は不安定な相場でのスタートとなりました。
昨年のようにリターンを積み上げることができるか、分散投資の実力が試される1年になりそうです。
資産クラスのリターン推移
資産クラスごとのリターン推移を見てみましょう。
資産クラス(eMAXIS Slim) | リターン |
先進国株式 | +34.42% |
国内株式 | +11.75% |
新興国株式 | +11.73% |
先進国債券 | +2.83% |
国内債券 | -0.68% |
(2020年末~2022年1月14日 eMAXIS Slimの株式&債券ファンドの基準価格から計算)
今年に入り先進国株式が少し調整しています。
それでも高値圏はキープしています。
国内株式、新興国株式は2021年前半に大きく上昇して以来、上値の重い展開が続いています。
債券は、円安の影響で先進国債券が国内債券に比べて堅調です。
2022年も昨年同様、安定型・標準型・積極型の3つのモデルポートフォリオで運用した場合にリターン・リスクがどうなるのか見ていきたいと思います。
モデルポートフォリオについて
ここからは、eMAXIS Slimの株式と債券のインデックスファンドで作ったモデルポートフォリオについて説明します。
以前、
と
という記事を書きました。
そこで紹介した3種類の効率的ポートフォリオをモデルポートフォリオと呼んでいます。
具体的には以下のポートフォリオです。
①安定型(期待リターン2.5% リスク6.0%)
資産クラス | 国内債券 | 先進国債券 | 国内株式 | 先進国株式 | 新興国株式 |
配分比率(%) | 25 | 45 | 10 | 10 | 10 |
安定型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。
- 中央値→130万円
- 平均的なブレの範囲→105万円~150万円
(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)
②標準型(期待リターン3.5% リスク9.4%)
資産クラス | 国内債券 | 先進国債券 | 国内株式 | 先進国株式 | 新興国株式 |
配分比率(%) | 5 | 45 | 10 | 20 | 20 |
標準型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。
- 中央値→140万円
- 平均的なブレの範囲→100万円~185万円
(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)
②積極型(期待リターン5.0% リスク14.8%)
資産クラス | 国内債券 | 先進国債券 | 国内株式 | 先進国株式 | 新興国株式 |
配分比率(%) | 0 | 15 | 25 | 30 | 30 |
積極型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。
- 中央値→165万円
- 平均的なブレの範囲→85万円~240万円
(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)
以上がモデルポートフォリオについての説明でした。
これからも分散投資の効果を検証していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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