ショー太です。
今回は私が保有している資格の中で、「証券アナリスト資格」を紹介します。
まずは証券アナリストって何なの?ってとこからですが、日本証券アナリスト協会のHPには以下のように紹介されています。
“証券アナリストとは、証券投資の分野において、高度の専門知識と分析技術を応用し、各種情報の分析と投資価値の評価を行い、投資助言や投資管理サービスを提供するプロフェッショナルです。”
“日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)は、日本証券アナリスト協会が、一定の学習、訓練、経験を通じて、証券アナリストとして必要なスタンダードに達したことを認定する資格です。”
つまり、証券アナリスト資格を保有することは、金融について高い専門知識を持っていると認められたことを意味します。(自分で言うなって?)
試験に合格すると日本証券アナリスト協会の検定会員になることができ、名刺等に「日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)」と刷ることができます。
まあこの資格があるからといって運用能力が高いという意味ではないのですが、少なくともある程度は金融に関して詳しい人であるというアピールにはなりますね。
証券アナリストは税理士や司法書士などの士業と違って、資格があってもなくても同じ仕事はできるのですが、私はこの資格を取って良かったと思っています。
経済や会計・財務分析、ファイナンス、ポートフォリオマネンジメントといった金融と資産運用全般に関する知識を大幅に増やすことができたからです。
証券アナリスト資格を取る前の私は、金融機関で働いていて投資もしているので、正直金融に関してはそこそこ詳しいと思っていました。
が、完全に勘違いでしたね。
いざ証券アナリストの学習を始めたら、分からないことだらけ。。
問題の意味も分からない。。
自分の知識のなさに愕然(がくぜん)としました。
ただ、何度も学習していくうちに解けなかった問題が少しずつ解けるようになり、金融知識も日に日に増えていくのが実感できました。
もちろん今でも分からないことは多いですが、それでも資格を取得する前と後では自分の持っている金融知識の量は全然違います。
証券アナリストの学習で得た知識はプライベートバンカーとしての今の仕事や投資ブログを書く際にも活かされていると思うので、時間とお金はかかったけど取って良かったです。
証券アナリスト資格を取得するには1次テストに合格した後に2次テストに合格する必要があります。
そして、時間とお金がそこそこかかります。
まず、1次テストを受けるには証券アナリスト協会の通信教育講座に申し込む必要があり、この時点で5万円くらい必要です。
通信教育講座を申し込むと段ボールで1次テスト用のテキストが送られてきます。
1次テストは「証券分析とポートフォリオ・マネジメント」・「財務分析」・「経済」の3科目ですが、通信教育講座を申し込んでから約8カ月後に受験が可能になります。(3科目の合計受験料は1万3千円くらい。)
3科目全てに合格すると次は2次テストに挑むのですが、その前にまた協会の通信教育講座を申し込まなければなりません。
やはりここでも5万円くらいが取られます。
1次の時と同じように、通信教育講座を申し込むと段ボールで2次テスト用のテキストが送られてきます。
2次テストは1次テストの3科目に「職業倫理・行為基準」が加わった4科目の中から出題されます。(それも筆記試験)
試験は毎年6月の第1日曜日に実施されるのですが、午前3時間半と午後3時間半の合計7時間の筆記テスト。腕がプルプルします。
ちなみに2次の受験料は8千円くらいです。
2次テストに合格し、実務経験が3年以上あれば日本証券アナリスト協会の検定会員になることができます。
と、証券アナリスト資格を取るまでの流れを簡単にお伝えしましたが、費用は10万円以上、期間も2年以上を要するため、受けるにはそこそこの覚悟が必要です。
ただ、お金と時間はかかっても、証券アナリストは取って損はない資格だと思います。
興味がある人は是非チャレンジしてください。
そのうち証券アナリスト試験の効率的な勉強方法などもブログに書きたいと思います。
以上、私が保有している資格の中で、「証券アナリスト資格」の紹介でした。
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