eMAXIS Slimのインデックスファンドで分散投資(~2021/8/20)

投資信託

ショー太です。

資産運用にあたり、分散投資の重要性は少しずつ浸透してきました。

ただ、分散投資が重要なのは分かっても、実際「何をどのくらい分散すれば良いのか分からない」という人は多いのではないでしょうか。

 

そこで、少しでも分散に悩んでいる人の参考になればと、3種類の分散投資ポートフォリオ(モデルポートフォリオと呼んでます)を作りました。

ショー太
ショー太

簡単に真似できるよう、eMAXIS Slimのインデックスファンドだけを使っています。

 

2020年末から運用した場合、モデルポートフォリオがどのように推移したかを当ブログで紹介します。

ご興味ある方は見てください。

(モデルポートフォリオについては後半で説明しています)

 

モデルポートフォリオのリターン推移

2020年末から2021年8月20日までのモデルポートフォリオのリターン推移はこちらです。

モデルポートフォリオ 累積リターン
(2020年末比)
年率リターン
(2021年7末時点)
年率リスク
(2021年7末時点)
安定型 +4.62% 8.21% 2.41%
標準型 +7.40% 13.31% 3.81%
積極型 +10.26% 18.72% 5.84%

 

先週は全ての型が下落しました。

特に積極型は3%以上と、久しぶりの大きな下落でした。

 

  • 新型コロナの感染拡大が続く中、景気回復のピークアウト懸念が高まっていること
  • FOMC議事要旨で年内のテーパリング(資産購入の段階的縮小)開始が示唆されたこと
  • 中国政府がIT企業の締め付けを強化していること

主に3つの要因が相場を重くしています。

 

これまで好調だったマーケットも少し怪しくなってきました。

大きな調整も覚悟しておいた方が良いでしょう。

分散投資の腕の見せ所ですね、

 

表にある年率リターンが非常に高いことに違和感を感じる人も多いと思います。

これは、計測期間が短いことと、その間のマーケット環境が良すぎることが要因です。

時間が経つにつれ徐々に落ち着いてくると思うので、今はあまり気にしないでください。

 

資産クラスのリターン推移

資産クラスごとのリターン推移を見てみましょう。

資産クラス(eMAXIS Slim) リターン(2020年末比)
先進国株式 +23.89%
国内株式 +5.29%
新興国株式 +4.56%
先進国債券 +2.59%
国内債券 +0.32%

(2020年末~2021年8月20日 eMAXIS Slimの株式と債券ファンドで計算)

 

先週は株式系が総崩れでした。

繰り返しになりますが、

  • 新型コロナの感染拡大が続く中、景気回復のピークアウト懸念が高まっていること
  • FOMC議事要旨で年内のテーパリング(資産購入の段階的縮小)開始が示唆されたこと
  • 中国政府がIT企業の締め付けを強化していること

の3つが要因です。

 

債券系はほぼ変化なしです。

さすが債券、安定してますね。(当たり前か)

 

世界の景気回復シナリオに対する見方が入り混じる中、いつ大きな調整があってもおかしくありません。

安定型・標準型・積極型の3つのモデルポートフォリオで運用した場合、リターンがどうなるのかを今後も注意深く見ていきたいと思います。

 

 

モデルポートフォリオについて

ここからは、eMAXIS Slimの株式と債券のインデックスファンドで作ったモデルポートフォリオについて説明します。

 

以前、

分散投資のキホン理論「現代ポートフォリオ理論」とは

ショー太おすすめの効率的ポートフォリオ

という記事を書きました。

 

そこで紹介した3種類の効率的ポートフォリオをモデルポートフォリオと呼んでいます。

 

具体的には以下のポートフォリオです。

 

①安定型(期待リターン2.5% リスク6.0%)

資産クラス 国内債券 先進国債券 国内株式 先進国株式 新興国株式
配分比率(%) 25 45 10 10 10

 

安定型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。

  • 中央値→130万円
  • 平均的なブレの範囲→105万円~150万円

(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)

 

②標準型(期待リターン3.5% リスク9.4%)

資産クラス 国内債券 先進国債券 国内株式 先進国株式 新興国株式
配分比率(%) 5 45 10 20 20

 

標準型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。

  • 中央値→140万円
  • 平均的なブレの範囲→100万円~185万円

(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)

 

 

②積極型(期待リターン5.0% リスク14.8%)

資産クラス 国内債券 先進国債券 国内株式 先進国株式 新興国株式
配分比率(%) 0 15 25 30 30

 

積極型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。

  • 中央値→165万円
  • 平均的なブレの範囲→85万円~240万円

(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)

 

以上がモデルポートフォリオについての説明でした。

これからも分散投資の効果を検証していきます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

にほんブログ村 投資ブログ 資産運用へ
にほんブログ村←応援クリック頂けると嬉しいです!

 

 

【おまけ】

ロボットアドバイザーのウェルスナビを使うと、手軽に「効率的ポーとフォリオ」で運用できます。

手数料は預かり資産の1%のみで、投資商品の選定、資産配分、運用、リバランスまで全て自動でやってくれます。

手間をかけずに資産運用したい人にはすごく便利なサービスです。

 

WEALTHNAVI(ウェルスナビ)