IFA(独立系ファイナンシャル・アドバイザー)という働き方

雑記

ショー太です。

このブログを読んでくれている方は資産運用に興味があるか、既にやっている方だと思います。

資産運用の目的はそれぞれあると思いますが、私はもともとIFAになりたいと思ったのがきっかけで投資を始めました。

IFAとはIndependent Financial Advisorの略で、日本語だと独立系ファイナンシャル・アドバイザーという意味です。

特定の金融機関に所属せず、独立した立場からお客様の資産運用をサポートする職業のことです。

完全出来高制ですね。

日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、欧米ではIFAに相談しながら長期で資産運用することが一般的です。

そのため、担当アドバイザーが別の金融機関に移ると、お客様も取引する金融機関を変えて同じアドバイザーと継続して取引することは珍しくありません。

お客様はどこの金融機関で取引をしているかというよりも、「誰」と取引をしているかが重要なのです。

その点日本だと、「どこの金融機関」で取引をしているかが重視されるため、どれだけ優秀な担当者であっても異動したらそこでお客様との関係は終わってしまいます。

最近ニュースでもありましたが、お客様との関係はせいぜい数年だから成績のために取れるものは取ってしまおうと、短期的な手数料稼ぎのために回転売買を繰り返す金融マンがいるのも事実です。

数年間の付き合いと考えるのと、今後何十年も付き合っていくと考えるのじゃあ全然違いますからね。

手数料とかは別にしても、お客様からすれば自分のことをよく知っている担当者と長く付き合っていきたいと思うのが普通だと思いますが、金融機関は癒着(ゆちゃく)を恐れて担当者とお客様を必要以上に近づけさせないようにしているので、難しいところではあります。

特定の金融機関に所属していない独立系アドバイザーはノルマもなければ転勤もないため、お客様に寄り添った提案ができると期待されています。

最近では証券会社や銀行からIFA(独立系アドバイザー)に転身する人も少しずつ増えてはいるようですが、まだまだ少ないのが現実です。

日本の証券会社や銀行に残っていたらそれなりの給料がもらえる中、収入が約束されていないIFAにあえてチャレンジする人は、それなりの覚悟が必要だからです。

自分がこれまで担当していたお客様が一緒に付いて来てくれたら良いですが、「金融機関と取引している」マインドが強いお客様ばかりです。

正直簡単ではありません。

冒頭でも書いたように、私はIFAになりたくて投資を始めました。

が、いまだに踏み出せていません。

今の状態(経済状態)で完全出来高制の世界に飛び込む覚悟ができていないからです。

今担当しているお客様の中で何人が付いて来てくれるかなと考えた時に、絶対大丈夫!と思える人は正直数える程度。

私の力不足と言われるとそれまでなのですが、今のお客様は私じゃなく私が所属している「金融機関の」お客様なのです。

これまでも担当者が数年単位で異動することに慣れているお客様ばかりです。

担当者が変わったところで金融機関をすぐに変えてくれる保証はありません。ましてや数億円も。

私はビビりなので、配当や他の収入である程度生活ができるようにならないと完全出来高制のIFAにチャレンジする勇気がないんです。(お金に余裕がない中で完全出来高制の世界に入ったらお客様にも迷惑かけてしまいそうだから。)

投資をしているのはそのためです。

なので今IFAとして活躍されている人たちは本当にすごいと思いますね。

相当な覚悟がいったはずです。

「貯蓄から資産形成へ」が叫ばれる今、ブログ等で能動的に情報を取りに行ける人は放っておいても問題ないですが、金融知識に乏しい方を今の証券会社や銀行の営業マンに任せておいても良いことはないので、独立系アドバイザーの必要性は今後も増していくと考えています。

将来は日本でも欧米のようにIFAの地位が確立される時がくるかもしれませんね。


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