新型肺炎がきっかけで株価が下がったタイミングは絶好の買い場になりそうです。

資産運用・投資

ショー太です。

新型肺炎による景気の下押し懸念が広がったことで株が売られています。

21日(金)の米国株はダウ平均が227.57ドル安、ナスダックは174.37ポイント安で取引を終了しました。

(Yahoo Finance)

新型肺炎の死者と感染者数は依然増加が続いていることから来週以降のマーケットも厳しい展開が予想されますが、相場の調整は一時的だと考えています。

というのも、新型肺炎の影響によって世界の金融システム(銀行の決済機能など)が直接的なダメージを受けることもなければ、市場の流動性に悪影響が及ぶこともないためです。

リーマンショックを例にするのもどうかとは思いますが、リーマンショックの時は世界の金融システム(銀行の決済機能など)が直接的に大きなダメージを受け、また、市場の流動性は枯渇しました。

株価の大暴落が起きたのはそのためです。

もちろん、新型肺炎の感染拡大が長期化すれば、実体経済への影響も大きくなり、一時的に市場がリスクオフになる可能性もありますが、金融システムと市場の流動性への影響度合いを考えると、新型肺炎はマーケットが崩れるほどの材料ではないと考えます。

また、いまは多くの国で金融緩和が実施されており、世界の金融市場には潤沢な資金が存在しています。

(J.P.モルガン Guide to the Markets)

主要な中央銀行のバランスシートが膨らんでいる間は株高が続くと考えているため、相場の調整は一時的だと考えます。

新型肺炎がきっかけで株価が下がったタイミングは絶好の買い場になりそうです。

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