ショー太です。
今回も、eMAXIS Slimの株式と債券のインデックスファンドで分散投資した場合のリターンの推移を見てみましょう。
リスク許容度に応じて、安定型・標準型・積極型の3つのモデルポートフォリオを用意しています。
(モデルポートフォリオについては後半で説明しています)
2020年末から2021年4月9日までのモデルポートフォリオのリターン推移はこちらです。
モデルポートフォリオ | リターン(2020年末比) |
安定型 | +4.08% |
標準型 | +6.72% |
積極型 | +10.78% |
安定型・標準型・積極型の全てが高値圏をキープしています。
一番リスクの小さい安定型でも4%超のリターンとなっています。
全体的に調子が良いですね。
ポートフォリオを構成している資産クラスごとのリターン推移はこちらです。
資産クラス(eMAXIS Slim) | リターン(2020年末比) |
先進国株式 | +15.11% |
国内株式 | +9.52% |
新興国株式 | +12.36% |
先進国債券 | +1.05% |
国内債券 | -0.39% |
(資産クラスはeMAXIS Slimの株式と債券ファンドを使用)
株式クラスが堅調です。
先進国株・新興国株が10%以上のプラスのリターンとなっています。
少し上値が重たくなった国内株も、+9.52%と高いリターンです。
債券は、国内債券は軟調ですが先進国債券が少しずつ上昇しています。
しばらくは景気回復期待と金利上昇懸念の綱引き相場が続きそうです。
安定型・標準型・積極型の3つのモデルポートフォリオで運用した場合、リターンがどうなるのかを今後も注意深く見ていきたいと思います。
ここからは、eMAXIS Slimの株式と債券のインデックスファンドで作ったモデルポートフォリオについて説明します。
以前、
と
という記事を書きました。
そこで紹介した3種類の効率的ポートフォリオをモデルポートフォリオと呼んでいます。
具体的には以下のポートフォリオです。
①安定型(期待リターン2.5% リスク6.0%)
資産クラス | 国内債券 | 先進国債券 | 国内株式 | 先進国株式 | 新興国株式 |
配分比率(%) | 25 | 45 | 10 | 10 | 10 |
安定型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。
- 中央値→130万円
- 平均的なブレの範囲→105万円~150万円
(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)
②標準型(期待リターン3.5% リスク9.4%)
資産クラス | 国内債券 | 先進国債券 | 国内株式 | 先進国株式 | 新興国株式 |
配分比率(%) | 5 | 45 | 10 | 20 | 20 |
標準型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。
- 中央値→140万円
- 平均的なブレの範囲→100万円~185万円
(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)
②積極型(期待リターン5.0% リスク14.8%)
資産クラス | 国内債券 | 先進国債券 | 国内株式 | 先進国株式 | 新興国株式 |
配分比率(%) | 0 | 15 | 25 | 30 | 30 |
積極型で100万円を運用し、10年経過した時のシュミレーションはこちらです。
- 中央値→165万円
- 平均的なブレの範囲→85万円~240万円
(ショー太独自の試算に基づくシュミレーションのため、将来の運用成果を保証するものではありません)
以上がモデルポートフォリオについての説明でした。
今後もモデルポートフォリオを使って分散投資の効果を検証していきたいと思います。
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