ショー太です。
10月以降、米国ハイテク株は神経質な展開が続いています。
もともとは長期金利の急上昇をきっかけに、それまで大きく上昇していた銘柄に利益確定の売りが広がったことから始まりました。
その後、アップルの主力製品であるiPhoneの部品供給会社が大幅な業績下方修正を発表したり、半導体大手エヌビディアの決算で仮想通貨向けの一部製品の過剰在庫が明らかになるなど、ハイテク株に対する不安が一気に爆発して今に至ります。
10月以降、ハイテク株の多いナスダック総合指数は12%ほど下落しています。
(Yahoo Finance:ナスダック総合指数の3ヵ月チャート)
ハイテク株の弱気相場入りを心配している人も多いですね。
今は雰囲気よくないですが、私はハイテク株相場はまだ続くと思っています。
→今年の上昇分が帳消しに。。ハイテク株は終わってしまったのか。
ただ、銘柄選択は以前よりも慎重に行う必要がありますが。
いまの米国ハイテクセクターは、クラウドやAI、IoTなどの構造的な成長分野がけん引しています。
中でも、私が特に注目しているのはクラウドです。
多くの企業のITシステムは所有から利用へ移行する動きが広がっており、クラウドの導入が加速しています。
クラウド市場の潜在的な市場規模は非常に大きく、普及率はまだ9%程度だそうです。
今後も息の長いテーマになるでしょう。
一方で、同じハイテクでもスマホに頼っているような会社はこれから厳しいと感じています。
実際スマホ市場は成熟化しているし、今後の大きな成長(ビッグチェンジ)が想像できないので。
これからはハイテクの中でも銘柄間格差が拡大すると思います。
今の米国株式市場は若干パニック的な動きになっているため、悪材料に反応しやすい地合いが続いていますが、落ち着いてきたら銘柄ごとにはっきりとした差が出てくるのではないでしょうか。
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【ひとりごと】
中間選挙後は株高になるというアノマリーがあります。
→中間選挙後1年間の米国株式市場は1950年から1度も負けなしデス!
中間選挙が終わった今、CFDでNYダウやS&P500に1年間アノマリー投資するのもおもしろいかもしれませんね。(リスクを取り過ぎないようレバレッジは2倍くらいで。)
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