大切なのは相場に長くい続けること。米国株で長期投資をするのに高配当株ETFはおすすめです。

米国株

ショー太です。

米国株式市場は元気がないですね。

10月に株価が急落した後、中間選挙というビッグイベントが終わった安心感から一時は反転しましたが、またすぐに下がっちゃいました。

(Google Finance:S&P500指数の6ヵ月チャート)

世界のスマホ出荷台数に頭打ち感が出てきたことや、米国金利の上昇で住宅需要に陰りが見えてきたことなどから、景気不安が株を買いづらくしているようです。

米国が中国に対して関税の一部を撤廃したり、大規模なインフラ投資が本格的に開始されたりすればまた強気相場に戻るとは思いますが、今はまだ厳しいかもしれませんね。

ただ、今みたいに株価が一時的に調整したり、なかなか上がらない時期というのはよくあることなので、そこまで悲観的になる必要はないと思います。

長期で見たら今のような調整局面なんて下げてるうちに入らないですよ。(言い過ぎ?)

(Google Finance:S&P500指数 1996年11月22日からのチャート)

株価なんて人間と同じで、元気な時もあればそうじゃない時もあります。

リーマンショックの時みたいに大きく落ち込む時だってあるのです。

大切なのは長く相場にい続けることです。

大きな下落を何度も経験しながら100年以上も上がり続けている米国株式市場。

長期で米国株に投資をしたら報われることは時代が証明しています。

ハイテク株に集中投資をしている私が言うと説得力に欠けますが、短期で大きな値上がりを期待して投資をするよりも、長期で確実に資産を増やす目的で米国株に投資をすることをお勧めします。

最後に、米国株に長期で投資をするとしたら、具体的に何を買えばよいかというと、教科書的にはS&P500連動のETF(VOO)とかバンガード全米株式ETF(VTI)とかになるのでしょう。

私もVOOやVTIは間違いないと思いますが、それらに加えてバンガード米国高配当株式ETF(VYM)を持つのも良いのではないでしょうか。

というのも、VYMはVOOやVTIと比べて大きな値上がりは期待できませんが、受け取れる配当金が多い分、再投資用の軍資金が早く貯まるからです。

(Google Finance:青→VYM赤→VOO 2013年11月29日からのチャート)

長期投資をしていると株価が大きく下がる場面は何度も訪れるので、その時に貯まった配当金で買い増しできると思えたら、精神的にも少しは楽になるでしょう。

そういう意味では高配当株ETFは重宝します。

長期で相場にい続けるためには、いかに精神的な負担を減らすかが重要ですからね。

あと、長期投資をする場合、成長株よりも高配当株への配当再投資戦略の方が優れているというデータもあります。

→高配当株と成長株 本当はどっちが良いの?

相場に長くい続けるためにも、VYMをポートフォリオに加えるのもアリだと思います。

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