ショー太です。
株、上がりませんね。
NYダウが30,000ドルにタッチするのは秒読みと言われていたのが嘘みたいです。
すごい勢いで下がる株に心が折れそうな方も多いのではないでしょうか。
資産が減るのは気分が良くないですからね。
ただ、こんな時だからこそ継続して投資することの大切さを紹介したいと思います。
下の図をご覧ください。
J.P.Morganの「Guide to the Markets」から資料を引用しています。
左のグラフは、1988年~2019年末までで、米国株式(S&P500)が前営業日から大幅に上昇した上位40日のところに緑色で縦線を引いたものです。
該当日のほとんどが、株価が大幅に下落した後(もしくは付近)に位置しているのがわかります。
右のグラフは、株価が大幅に上昇する日に投資をしていない場合と、継続して投資をしていた場合とで、リターンがどれほど異なるのかを示したものです。
1988年に1万ドルで投資を開始し、その後2019年末まで継続保有をしていた場合だと資産価値は26万ドル近くまで増えたことになります。
しかし、例えば、上昇率の上位10日に投資をしていなかった場合、資産価値は13万ドル弱と、継続保有した場合の約半分です。
さらに、上昇率の上位40日を外して投資をした場合だと、資産価値は3.5万ドルとなり、継続保有した場合の7分の1になってしまっています。
つまり、株価が大幅に上昇する日を逃してしまうと、投資成果が著しく悪化するのが分かります。
これまで、最も優れた投資機会(株価が大幅に上昇した日)のほとんどは株価が大幅に下落した後に訪れることが多かったことを考えると、どれだけ株式市場が調整しても狼狽売りなどせず、マーケットにい続けた方が良いのです。
今のように株価が大きく下がっている時は、投資を継続するのに忍耐力が試されますが、過去の値動きをみると、その忍耐は全て報われる結果となっています。
長期での投資を考えている人は市場の動きに一喜一憂することなく、継続して投資することが大事ですね。
一番の策はしばらく証券口座は見ないことです。
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【おまけ】
私は長期での資産運用は現物株(ETF含)で行い、小遣い稼ぎなどの短期取引はCFDを使うことにしています。
CFDで取引するのは主にナスダック100かS&P500ですが、今のようにVIX指数が上昇している時はVIX指数の売りを使うこともあります。
過去記事:高リスクだけど高いリターンが狙えるVIX指数売り戦略を紹介します。
CFDが取引できる業者はたくさんありますが、私はGMOクリック証券【CFD】をおすすめします。
GMOクリック証券はS&P500や日経平均株価などの株価指数、アマゾンやテンセントといった個別の米国株、中国株、他にもVIX指数(恐怖指数)や原油などへも投資が可能で、使いやすくておすすめです。